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テーマ:食べ物あれこれ(50350)
カテゴリ:日本にいます
日曜日、これが帰国の目的の一つだった きママさんのイベントキッチンがありました!!!
きママさんは、徳島市の中洲総合市場という昔ながらの生鮮商品を扱う市場の中で、 塩干物を商っております。 徳島の中央卸売市場の塩干部門の競りにも紅一点で参加してる女丈夫。 とはいえ、ワタシは最初お目にかかったとき、おしゃれな方なので、美容院のオーナーだと思いました。 それくらい、華奢な身体にパワー一杯。 彼女は 「いりこのよさを皆さんに知っていただきたい!」という熱意を持って商売をしています。 いりこのだしなど、まっとうな食が、しっかりした子を育てる。彼女のスタンスはこれ。 いりこ、とは煮干のことですね。 きママさんのいりこへの思いは、彼女のブログのフリーページに集約されてます。 きママさんの息子さん、もどきくん(現在、東大法学部に在学していて、司法試験のお勉強中!)はうちの息子たちの高校、それから、うちの長男にとっては、大学の後輩にあたります。 うちの息子たちと同様、学校の寮に入っていましたので、同じ子育ての悩みを持ったママとしておつきあいしていました。 きママさんは、2年くらい前から、 「mamuniaさん、聞いて。 いりこが売れないのよ。みんないりこを使わないのよ。 あんなにいい素材なのに!!」 それから、彼女のいりこへの熱い思いを聞いてきました。 彼女は楽天にブログも始めて、いりこへの思いを書いてきました。 2年めで、ようやく皆さんの前で、いりこの良さのプレゼンができたって訳です。 よかった!うれしいよ、ワタシ
熱く、いりこへの思いを語る、きママさん。 紅白の幕は、 「イベントには、紅白の幕が欠かせないだろう」とおっしゃる市場の理事長のご好意です ワタシ的には、これはかなりうけた
おみやげに、彼女が楽天ブログで1年半にわたって書いてきた いりこだしを使ったレシピもつけました。 ワタシはこのレシピ、すごく役立つと思います。
心配していた、お客さんも、会場にいっぱい来てくださいました。 年齢層は少し高めだけど、(私たちとしてはもっと若いママたちにアピールしたかった) きっと、「いりこのよさ」は伝わったはず
きママさんがプレゼンした後は、 今日は司会としてお世話させていただいてるワタシより ドミニカ共和国の肉や砂糖中心の食生活が、いかにリスクを持ってるか、 日本食は本当にいいことをちょっとお話しさせていただきました。
それから地元の調理師学校の先生による、調理の実演とレシピの指導。 タメになる知識がたくさんです
試食は、とっても小さいイカ(干した)を使った炊き込みごはんと、 いりこでしっかりダシを取り、地元鳴門のわかめとお豆腐をいれたお味噌汁。 それから、ちりめんじゃこと紫蘇の大葉を刻んで入れた菜飯。 どれも、簡単だけど、しっかりお味が出てる。
もう一つ、いりこを使った簡単でおしゃれな一品。 いりこの頭と腹を取って、真ん中から裂き、 これにオリーブオイルとお塩をほんの少しかける。 香りにすだちをスライスして、上に乗せても、しぼってかけてもおいしい。 ワインのおつまみにピッタリだと、思いました。 子供たちも喜んで食べてます。
こうやって、日本のいい食材がしっかり伝わるといいな。 市場のお店では、こんなおばちゃんたちが、50年もいりこを売ってきたんですから。 きママさんのS商店の看板娘のおばちゃんです 市場で買い物をすると、こんなおばちゃんたちとの会話も楽しいですよね。 ワタシも、今回、 「いりこのしっかりしたダシを取るなら、 ハラワタは苦いから捨てても、 頭は取ったらあかんでよ。 頭から、いりこのダシは出るけんな」 とおばちゃんに教えてもらいました。ううむ。深い
みなさん、いりこでダシを取って、 しっかりしたお味噌汁を作ってみてね
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