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テーマ:食べ物あれこれ(50358)
カテゴリ:ドミニカ料理
うちのおとん(=夫)は、昔からポテトサラダが大好き。 肉じゃがじゃなくて、ポテサラが、ワタシの結婚以来の料理の課題となっています。 まぁ、そこそこはおいしく作るんですけど、きゅうりがどうも水っぽくなっちゃってね。 月曜日の「はなまるマーケット」で、きゅうりが水っぽくならないレシピをやってました。
お、これは使えるわ・・・・・・・・ レシピはこちら
今日のNHKラジオスペイン語講座にも「ポテトサラダ」の話題が出てきました。 つらつらと、長い間戦っている(!)ポテトサラダについて考えてみました。 お勉強もしてみた。
ドミニカ共和国のお料理にも、ポテトサラダありましたよ。 日本といっしょ、毎日の食事に出てくる人気メニュー。 しかし、ポテトサラダとは呼ばない。 「エンサラダ・ルサ」と言う。 Ensalada Rusa 「ロシアサラダ」ということです。 ・・・なぜ、ロシアサラダ・・・・(^_^;)
ドミニカ共和国の ポテサラ・レシピ(Ensalada rusa)
Ingredientes(材料) じゃがいも 1リブラ(500gくらい) にんじん 大1本 または 小2本 赤玉ねぎ 1個(ドミニカでは、よく赤い玉ねぎを使います) 卵 3つ 豆 や スイートコーンをお好みで マヨネーズ 1/2カップ~1カップ 好みで ビーツ(赤さとうだいこん=ボルシチに入れるやつね) 中1個 または、りんご 1個。 レモンジュース少々
Preparacion 作り方: 材料はゆでる。(色が出るので、ビーツは少し塩を入れたお湯で別に) しばらくさまし、皮をむき、小さな角切りにする。 全部を混ぜる。味を見て、塩を加える。
写真のはちがうけど、 ビーツ(remolacha) ピンク色。 味は、日本とほぼ同じですが・・・・・・・・ ドミニカのお料理の本って、あっさりしてまして、 カラーの写真なんて、全くなし。手順だけ。 コツなんて書いてない。 という本がほとんど・・・・・・・・・・・・・さすが おおざっぱ あんな、「はなまるマーケット」のように、 コツ、とか、ポイントなんかついてないよぉ~~~~ これだけでも、日本はいいよぉ~~~~(涙)
クリスマスには、りんごをよく食べるので、エンサラダ・ルサにも、りんごが入ってます。
ドミニカ人の友人の話では、 「ドミニカでは昔、サラダは食べなかったんだよ。 日本人が広めたんだ」とのこと。 ・・・ びっくり
ドミニカ民俗辞典で調べてみました。 「サントドミンゴ(=首都。ワタシが住んでいたところです)の住人は、 なぜならば、野菜は動物に食べさせるためにおいておくものであったからだ。 20世紀になって、野菜がたくさん栽培されるようになり、サラダはドミニカ人も一般的に食べられるようになった。 クレソン、レタス、ビーツ、タジョタ(和名:ハヤトウリ)などである。 もっともポピュラーなのは、キャベツ、ビーツ、トマト、キュウリ、ラディッシュで作るグリーンサラダだ。 また、じゃがいも、卵、タジョタ(ウリの一種)、にんじん、マヨネーズに他の材料を入れてつくる「エンサラダ・ルサ」も、よく食べられている。
野菜を動物に食べさせるのにおいておく、というのは、土地が貧しかったのかなぁ。 土壌のせいなのかなぁ。 そして、20世紀になって野菜の栽培がたくさんされて、ドミニカ人が食べる習慣ができたのは、 日本人移民の方々が野菜を作り始めたせいです。 ご苦労もたくさんあって、そのお話もおうかがいしましたが・・・・ これは、また書きますね。
なぜにスペイン語で、「ロシアサラダ」かって言うと、 16世紀にロシアのシェフが考案して広まったからとか。
アルゼンチンにも、スペインにも、イタリアにもあるんですね。 イタリアのも、「ロシアサラダ」になってました~~~
ドミニカでもたまに入ってましたが、 この国々では、Ensalada rusaには、マグロが入るとか。 スペインでは、夏のお料理になるんだそうです。 (ご存知の方は教えてください) ドミニカのには、ツナ缶が入ってた~~~~
日本でよくあるハムは入ってなかったような・・・・・・・・・
お国により、さまざまです。 まぁ、これだけお勉強しても、ワタシのポテトサラダ もしくはEnsalada rusaがおいしくなるわけじゃないんだけどね・・・・・・・・・・・・・
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