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[映画] カテゴリの記事

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• 翼のない天使

  DVDで、翼のない天使という映画を観た。主人公のジョシュアは、カトリックの男子校に通う小学校５年生。大好きで仲良しだったおじいさんが亡くなり数ヶ月たったけれど、天国にたどりついて大丈夫かが心配でたまらない。それを確かめるために、ジョシュアは一人で神様を探し始める。　おじいさんがやっていたフットボールをやってみたり、瞑想や、イスラム教の儀式を試してみたりも。そして、おじいさんの死を乗り越えようとしながら、友達たちとの関係やいろいろな出来事、女の子との出会いなどを通して、大切なものは、自分の回りにあることを知り、成長していく。そして、最後に奇跡的なことが。ジョシュアは、とっても素直で、優しい男の子。とても、いい映画だったよ。　

  2010.07.02

• フラワーズ

  今日は、ポイントが貯まっていて、無料で観られたので、また、映画に行った。二日も続けていいのかって思ったけれど、まあ、いいかな。（笑）フラワーズを観た。蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子昭和初期から、現代にかけて、三世代に渡って、それぞれが悩みながらも、強く生きる６人の女性の物語。そして、それぞれが、岐路にたった時、自分らしく生きることを決意していく。その時代ごとの日本の町並みや風景が、とても懐かしい感じがした。国鉄って感じの汽車の場面でのお茶の入れ物、あんなんやったなあと、懐かしかった。（笑）男性ばかりの出版社で、男勝りに働いているみどりが作家の先生に言われた言葉。矛盾だらけでいい。整理されないところに、人生のおもしろさがある。ってのには、なんかそうかもなって思った。それから、自分が生まれたと同時に母を亡くした佳は、いつも何をしていても幸せそう。小さい時は、自分のせいでお母さんが死んだとずっと悩んでいたけれど、今は、お母さんの分も生きようと思っていると。生きてるだけで楽しいんだよと。ほんとそうなんかも知れないな。ほんとは生きてるだけで楽しいのかも。特別なことが起こらなくて、毎日が変わりのない日々でも。そんなふうに生きられたらいいな。

  2010.06.17

• 告白

  今日は、Kが帰って行ったので、バスで、京都駅まで送って行った。昨日の夜中、雷がなって、大雨が降っていたので、明日、雨が降ったら嫌やなあと思っていたけど、今日は、いいお天気になって、よかった。やっぱり、心は身体に影響する。ストレスがたまると、身体に出る。Kは、ずっと身体の調子が悪かったけれど、正直に告げることで、事態が変わって、ある身体の不調なのがなくなって、全体的にましになってきた。他のことでも思ったりするけれど、やっぱり、正直になって、正直に告げることは、いろんなことを変えていくかなと思う。愛が変えるという人もいるけれど。それもいえるかも知れないけれど、私は、正直が変えると思う。そして、許しが変えるという人もいるけれど。それも、そうやろなと思う。なんでも、すぐに許せる。そんな簡単にはいかないことも多いとは思うけれどね。送っていった後、告白の映画を観に行った。この映画も、許しとは反対の映画で。松たか子が主演で、中学校の女の先生が、私の子供が、このクラスの生徒二人に殺されましたと、クラスのみんなに告白する。。。今、ヒットしているみたいで、すごい映画と評されていたりして、映画館もたくさんの人やったけれど。私は、あんまり好きな映画ではなかったかな。映画とは直接関係ないけれど、思ったことは。もし、罪を犯したのなら、過去に、自分がやったことが罪と感じたのなら、どうしたら、それは償えるのかな。そんなことを思いました。

  2010.06.16

• 春との旅

  京都駅の裏側のすぐ近くに、新しくイオンモールができて、そこの中に入っている映画館がオープニング記念割引をしていたので、映画を観に行った。春との旅という映画で、仲代達矢さんが主演されていた。元漁師だったお爺さんは、田舎町で、孫娘の春と二人暮らし。春は、小学校の給食の仕事をしていたけれど、廃校になって、仕事がなくなった。都会に行って、働きたいから、お爺さんに、兄弟の所で面倒をみてもらったらと言ってしまったために、疎遠になっていたお爺さんの兄姉弟４人を二人で尋ね回ることに。それぞれの兄姉弟との、それぞれ違った関係。そうしているうちに春は、お爺さんとずっと一緒に住みたいと思い始め、決意する。春の両親は、離婚していて、お母さんは、自殺している。お爺さんの兄姉弟を訪ね終わった時、春にも、お父さんに会いたいという想いが沸いて来る。そして、お爺さんと二人でお父さんに会いに行く。お父さんと新しい奥さんとの出会い、そして、お父さんとの対話。頑固で偏屈やけど、どこか愛嬌があるお爺さん。現実は、いろいろあるけれど、人は、みんなどこかで優しい。そんな映画やった。春ちゃんのオレンジ色のベストがかわいかった。（笑）それから、民宿のお風呂で春ちゃんが、カルメンマキの時には母のない子のようにを口ずさんでいて。何故か、その歌、三日ほど前に思い出してて、聴きたくなってた歌。（笑）こういう映画だからか、観に来ておられるのは年配の方が多かったな。

  2010.05.28

• プール

  DVDで、プールという映画を観た。かもめ食堂やめがねと、同じスタッフと出演者の映画。監督は、変わっていたけれど。大学の卒業旅行を兼ねてさよが、タイのチェンマイのゲストハウスで働く母を訪ねる。その母は、４年前にさよを祖母に預けて、ひとりで、タイに行った。のんびり優しい人に囲まれて過ごしている母。身勝手な母に対して、ずっと納得がいかなくて、そこでの母の暮らしぶりを見て、最初は、苛立ちを感じていたさよだけど、だんだんと、そこにいる人たちや場所から無理のない自然な雰囲気によって、解放されていく。そんな優しい映画。好き嫌いがあるかも知れないけれど、私は、好きな映画やった。こんな映画プールここで、小林聡美さんが歌ってる君の好きな花こんな感じでいい歌。理由なんて、愛ひとつで十分だ。ほんとにそうなんやろね。

  2010.05.10

• 無事

  無事、日本に帰って来ました。成田経由で伊丹行きの全日空でした。初めて、全日空に乗ったけどよかった。いろんな映画が、自分の前で観れて、日本の歌もいろいろ聴けるし、ゲームもできて、時間が早く経ってよかったです。ひとつ観た映画で、おもしろかったのは、恋するベーカリーというの。４０代後半に離婚して、男の方は、若い妻をもらい再婚、女の方は、ベーカリーを経営していて。１０年後、二人の息子の、大学の卒業式に出席するので、また会う機会があり再び、恋に落ちるという話。前の旦那と不倫という形になり、いろいろ悩んだりを、コミカルタッチで描かれていた。その後の行方は。。。男の方の名前が、Jakeやってちょっとおかしかった。大人たちのあどけなさが描かれていたというか。女の方は、好きなメリルストリープが演じていて、おもしろい映画やったよ。今日は、時差ぼけで、朝４時頃に目がさめたので、昼間は、だらだら寝たりゆっくりしていました。

  2010.04.29

• 光彩の奇跡

  昨日、光彩の奇跡という映画を観に行った。１/４の奇跡は、見られた方も多いかもしれないけれど。それを作られた入江富美子さんの二作目。カラー心理テラピスト寺田のり子さんのドキュメンタリー。あらすじは、(HPより）カラー心理セラピスト寺田のり子さんは色を選び、ヒーリングアーティスト天使河原紫翠（てしがわらしすい）さんは絵を描き、「色と癒しの絵」を通してたくさんの人に幸せを届けたいと、活動していた。そんな時、寺田のり子さんは病気で右目を失明し、余命を宣告される。苦悩の中自らが、見えなくなった目で美しい色をつかみ、「光りの絵」を描く。　　　　　その人生の使命の強さとその奇跡を描く感動のドキュメンタリー。一作目の、あなたはあなたのままで大丈夫というメッセージを受けて、寺田さんは、私は私のままで大丈夫を生きられている方。観ていて、もっと楽を選ばれたらいいのにとかも思ったりもしたけれど、寺田さんの生き方があって、本当に精一杯生きておられるのだなと思った。最後まで、人のために自分を使って下さいとそんな生き方やった。この映画を作られた入江富美子さんも、映画の後、お話をして下さり、素敵な人やった。６歳の時にお父さんを亡くされたトラウマをかかえて、もう少し早くに気づいたら、私は父を助けられたのではないかと。。。その後、会社をやってお金を手にしても、結婚したりしても、不安は続き、何か満たされないというか、そんな日々が続いたらしい。今までは、ビジョンを生きていたけれど、ある人との出会いから、ミッションを生きることに決意が向き。ある日、感謝が湧きでてきて、今までのトラウマが感謝の方向に迎っていき、そして、宇宙に感謝の量を増やす映画をつくろうと、それから、素人がハンディーカムから映画作りが始まったという。いろんなことを思ったりするけれど、だめな自分があっても、どんな自分があったって、ありのままの自分でいい、ありのままの今でいいと。入江富美子さんの映画は、そんなことを伝えておられる。映画作りでどんなことが一番苦しいですかという質問に対して、いろんな感想や批評をもらったりして、それを受け取るのが怖かったりして。９９パーセント、逃げたい、そんな自分であったりもするけれど、後の１パーセントは、直観というかそういうものがあって、その直感は、自分の想いと反したりする場合もあるけど、今は、そちらを選ぶようにしていると。素敵な話を聞かせてもらった。ほんまに、そうなんやろなと思う。どんな自分でも、本当は、それでいいんだなと。どんな時があっても、それでいいんだなと。映画を観て。できない自分は一杯で、できない時も一杯やけど、せめて、自分のできることはやりたいなと思った。そして、自分自分じゃなく、天に使ってもらおうとする生き方ができる人はすごいなと思う。Heart of MiracleのHPどこかで上映されていて、機会があったら、観てみたらいい映画だよ。

  2010.04.15

• 映画

  How to Train your dragonという3Dの映画を観に行った。海賊の男の子とドラゴンの触れ合いの話。そこの海賊はドラゴンをやつけるのが仕事。でも、その男の子は、心が優しくて、やつけるのがことが出来ない。あるドラゴンをやつけることが出来なかった理由は、そのドラゴンの中に、自分を見たから。自分が、恐れているのと同じように、そのドラゴンが恐れていると。その男の子の名前は、ヒックアップ。ヒックアップとは、しゃっくりという意味。(笑)日本では、ヒックとドラゴンという題名で上映されるみたい。これから、シュレックの最終回やトーイストーリーも3Dでやるみたい。私が日本に帰ってからやから、日本で観れるかな。3Dは、おもしろいな。これもよかったよ。アメリカのHPやけど、こんなの。

  2010.04.10

• 映画

  オンデマンドで、しあわせの隠れ場所（The Blind Side)を観た。サンドラ・ブロックがアカデミー主演女優賞を取った映画。ホームレス同然の生活から、アメフトのプロ選手になった黒人少年の実話を映画化したもの。人生に絶望していた黒人少年が、裕福な家族と出会い、やがて家族の一員として支えられ、眠れる才能を開花させる。その家のお母さんは、毅然としていて、愛情いっぱいで、すごいなと思った。また、よかったのがそれを見守るお父さんの優しさがとても素敵で、印象的。そして、その子供たちの兄弟同然として守り接する姿。その温かさに触れ、少年も心を開いていき、だんだん笑顔が増えていくのがよかったな。その少年は、とても優しい心を持っていて、心の底から感謝する。そのお母さんは、自分がその少年を変えたというより、自分がその少年によって変えられたと。映画的には、特に盛り上がりがあるわけではないけど、いくつかの出来事などがあって、最後はハッピーな気持ちになる映画。ちょっと感動して、泣けました。

  2010.03.27

• 

  3D

  今日は、ひとりで、アリス・イン・ワンダーランドの映画を観に行った。ティム・バートン監督でジョニー・デップもいかれ帽子屋の役で登場している。内容的には、不思議の国のアリスの１２年後、アリスが１９歳になった時に再び、あらたな冒険をするというオリジナルなストーリー。３Dやったので、行こうと思った。なんか最近、３Dが好き。近くの映画館では、一番最初の映画に行くととても安くて、６ドルで観られる。その切符を買って入って行ったけれど、どうやら３Dとは違うみたいで、まあ、いいかと思ったりもしたけど、せっかく３Dを観たくて来たのだから、確かめようと思って聞いてみた。そしたら、やっぱり違ってて、３Dは、１時間１５分後に始まる分やった。変えられるか聞いたら、後３ドルかかるけれど、それでもよかったらと、変えてもらえた。モールの中の映画館なので、ぶらぶらして、やっぱり３Dで観てよかった。一人やったら、英語が分からないとこは尋ねられないので、細かいとこまで理解できてないけど。なんとなく、ストーリーは理解できて、まあ、映像を楽しんだ感じ。（笑）日本では、４月１７日に公開みたいです。オフィシャルホームページこれから、次々にいろんな３Dの映画が出てくるみたいやね。トーイストーリも観てみたいな。私にとったら、なんか、３Dはわくわくする。子供の時、何かの付録でわくわくしたような。（笑）いつかは、３Dのテレビが登場すると言われているけど、どんなんだろうね。

  2010.03.13

• 無情

  カムイ外伝とTAJOUMARUを借りてきて観ました。あらすじを自分で書くのは、大変なので、チラシより。＜カムイ外伝＞強靭な意志を持ち、剣の達人である忍者、カムイは、理不尽な殺戮もいとわない、掟に縛られた世界に嫌気がさし、真の自由を求め、忍の世界を抜け出す。しかしそれは裏切り者として、追っ手と戦う運命を背負うことでもあった。誰かを愛したい、誰かに愛されたいと渇望しながらも、それが叶わないものとして人と関わろうとしないカムイ。そんなカムイが半兵衛という漁師の家族に迎え入れられ、そこで初めて人と触れ合う温かさを知り、恋を知る。しかし、追っ手はすでに罠を仕掛け、虎視眈々とカムイを討ち取る「その時」を待っていた。それも最も残忍なやり方で…。＜TAJOUMARU＞時は乱世。過酷なまでの運命は、一人の女を愛したことから始まった。たった一人の女のため、一途な愛を貫くために、自ら波乱の中へと飛び込んでいく男。策略、裏切り、強奪、転落･･････。愛を捨てろとばかりに、男の身に次々と降りかかる試練。地位も捨てた、名誉も捨てた、肉親も捨てた、名前も捨てた。それなら最後の命はどうだ?―運命は、その男の愛をどこまで試せば気がすむのか?傷つけだけ傷ついて、裏切られるだけ裏切られて、それでも守りたい人がいる。それでも消せない愛がある。男の愛の行き着く先を、目を見開いて見届けろ!こんなふうに書いてあったけれど。松山ケンイチと小栗旬は、案外好きなので観たけど。どっちも、無情な映画やった。出来ごとがなかったら、映画にはならないけれど、それでもなというか。昔は、なんかハッピーエンドの映画じゃないのが好きやったけど。今は、ハッピーエンドの方が好きかも知れない。一応観たので、記しておくことにしました。

  2010.03.06

• クレイジーハート

  今日は、クレイジーハートという映画を観に行った。昔は、ヒットにも恵まれ人気者だったカントリー・ミュージシャンのバッド・ブレイクだが、５７歳の時、酒におぼれ、酒場などを回る歌手に落ちぶれてしまっていた。そんな彼だが、サンタフェで、仕事があった時、記者のジェーンに取材を受け、惹かれあい恋に落ちる。そして、再生しようとするが、お酒から抜けられず、あることがきっかけで、別れることになる。その後、アル中のリハビリなどを受けて、ブレイクは、立ち直ってよりを戻そうとするが彼女には、受け入れてもらえず。しかし、その後も頑張り、現在有名なカントリー歌手からの依頼で、彼女との出来事や想いをもとにした歌を書き、再生していくという話。途中、再生しないで、そのまま亡くなっていくのかな。そうしたら、最後に恋ができてよかったみたいな。そんな終わり方やったら、なんかおもしろいかなとか思ったけれど、やっぱり、それやったら映画には、ならないか。そんな終わり方を期待した私は、おかしいのかな。（笑）それと、ジェーンの心理状態みたいなのがあまり、好きじゃなかった。でも、思ったのは、恋をして、心が嬉しい時期に立ち直ろうとしたけれど、アルコールはやめられなかった。でも、彼女とは戻ることができず、そんな苦しい中では、もっと変わることができた。人は、大きな苦しみの出来事の方が変われることが大きかったりもするものかなと。舞台は、サンタフェ、アリゾナとかの辺りがあり、この間、車で走ったような風景が写ったりしたので、ちょっと懐かしかった。（笑）

  2010.02.21

• up in the air

  up in the air という映画を観て来た。日本のタイトルは、マイレージマイライフらしい。ジョージクルーニーが主演の映画。彼の仕事は、アメリカ中を回って、それぞれの会社のために、人にリストラを伝えること。年間３２２日も飛び回っていて、航空会社のマイレージを１０００マイル貯めるのが目標。バックパックに必要なものを入れて、その重さを想像して、いらない物を捨てましょう。人間関係も、背負わないこと。そういうのが彼の哲学で、講義などをしていた。でも、ある日、彼は、自分と同じように出張で飛びまわっている女性に出会ったり、そして、久しぶりに故郷に帰り、妹の結婚式にも出席して、心が揺れ動いたりするけれど。。そんなお話です。up in the airは、飛行機で飛んでいることが多いから、そういう題名なのか。でも、宙に浮くという意味もある。私のこれからも、そんな感じかな。今日、見た映像は。上がコンクリートで、１メートルぐらいしかないその下の隙間を腰をかがめて歩いていた。なんか、圧迫感があった。その後、棒の先にチェーンみたいなのが絡まっていて、それをほどいていた。そして、黒い小さな鳥が海の向こうに飛んでいく映像。なんか、その通りって感じもしないでもない。（笑）

  2010.02.12

• ラブリーボーン

  ラブリーボーンという映画を観に行った。マチネーといって、午前中一番最初の映画は安くそれに行ったから、６ドルで観れてよかった。ロード・オブ・ザ・リングのピーター・ジャクソンが監督をした映画。スージー・サーモンという１４歳の少女が殺されてしまう。そのことが原因で、崩壊してしまった家族が、立ち直るのを心を痛めながら、この世と天国の間の世界から見守り続けるという話。なんでか、あんまり心に残らないというか入らない映画やった。感想が、それほどない。きっと、亡くなった人は、そんなふうに、そんなところの世界から、この世を見ているのかも知れないな。そして、執着がなくなったら、あの世に向かっていくのかな。スージー役のシアーシャ・ローナンはかわいかった。お父さん役のマーク・ウォールバーグはなんかヒロミに似ていて、それが気になった。（笑）日本でも、２９日から、上映されるみたい。

  2010.01.24

• 剣岳

  剣岳、点の記を観た。明治４０年、日本地図を完成するために旧陸軍陸地測量部の柴崎芳太郎をはじめとした測量手たちが剣岳を目指した足跡。同じ時、日本山岳会の人達も剣岳を目指して登頂争いとなったり、雪崩れや厳しい山の自然環境など困難な中、地元の案内人宇治長次郎の元に、登頂し、測量を行う。八甲田山などを撮影してきたカメラマン木村大作の初監督の作品。ＣＧなどを使わずに、実際にそこで、危険の中、撮影されたらしい。日本地図を完成させるために信念と勇気をもって困難な山岳測量に取り組んだ男たちの仲間の絆・不屈の闘志・献身の心・使命に生きる姿を通して、効率や名利を追求したり結果を急いだりすることの儚さ、誇り・勇気・信念を持って真摯に生きることの素晴らしさを描いた。と、ウイキの説明に書いてあったけれど、そんな感じかな。地図って、すごいなと思うし、ロマンがあるなと思う。そんな地図を、昔の人は、命がけで作ってくれたんやな。 雪を背負って登り、雪を背負って降る。そんなことを、行者さんは言っていたけれど、そして、それを想い登山して行ったけれど、そうなんやろなと思ったりした。これは、いろんなことにおいて、とっても、鍵になるように思う。（笑）後、何をしたかではなく、何のためにしたか。そんな言葉もあった。何をしたかは、大事なことかもしれない。でも、何のためにしたかはもっと大事なことかもしれないな。最後は、あっけなかったという印象もあるけど、いい映画やなと思った。

  2010.01.15

• おっぱいバレー

  おっぱいバレーを観た。前に日本でやってた時、どんなんやろって思っていた映画。綾瀬はるかが演じる中学校の転任の美香子先生が男子バレー部の顧問になる。やる気のない弱いバレー部。でも、ひょんなことから、試合に勝ったらおっぱいを見せるという約束をさせられ、部員達が、奮闘していく。。。舞台背景が、１９７９年で、何となく、ノスタルジックな雰囲気というか、懐かしい感じがした。その頃、流行っていたピンクレディーやキャンディーズの曲とかいろいろ、流れて。子供たちが、見せてもらえない、１１ＰＭを学校で合宿をした時、集まって見る。そういえば、１１ＰＭってのがあったな。（笑）その美香子先生が転任して来た日、朝礼の挨拶で、私がこの本が好きですと高村光太郎の道程という詩を読む。そうすると、一部の男子生徒たちが、どうていって。。。になる。（笑）美香子先生が、中学校の先生になったきっかけは、中学生の頃のある教師との関わりにある。その恩師との関わりもよかったなと思ったし、みんな悩んでいたんだなと。「高村光太郎の道程僕の前に道はない僕の後ろに道は出来るああ自然よ父よ僕を一人立ちさせた広大な父よ僕から目を離さないで守る事をせよ常に父の気魄を僕に充たせよこの遠い道程のためこの遠い 道程のため」見てよかったと思う映画やった。青春映画かな。（笑）

  2010.01.07

• アバター

  アバターを観に行きました。タイタニックのジェームズ・キャメロン監督の１２年ぶりの新作だそうです。日本でも、今やったるみたいやね。３Ｄの映画で、上手く出来ていて、映像がとてもきれいだった。２２世紀の話。地球から遠く離れた惑星パンドラは、豊かな自然と未知の動植物が生息する美しい星。そこには、青い肌と人間よりも大きな体を持ち、原始的な生活を送っているナヴィ”が暮らしていた。この星には、莫大な利益をもたらす鉱石が眠っていた。その鉱石を狙って地球人が侵略する。でも、そこの大気は、人間にとって有毒な性質。そこで、自由に活動できるようにと、ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体のアバターを生み出した。戦闘で負傷し、下半身麻痺になって、車椅子の生活を送っていたジェイクがアバターに選ばれた。そのジェイクが、パンドラの地で、ナヴィや自然と触れ合う内に、恋にも落ち、パンドラの生命をも脅かすプロジェクトに疑問を抱くようになっていく。。。人間のエゴと大自然の闘いかな。私はクラゲが好きやけど、クラゲみたいなのが、たくさん出て来て、とてもかわいかった。（笑）これは、物語やけど、本当に、そのような生命みたいなものがあるような気もする。大事なものは何かを思わされるような映画。英語がそれほど分からなくても分かりやすかったし、観に行ってよかった。

  2010.01.03

• 

  鴨川ホルモー

  鴨川ホルモーという映画を観た。京都が舞台。二浪して、京都大学に入った主人公が、普通のサークルって言われた青竜会に入部する。しかし、サークルは、京都に千年伝わる競技を行うホルモーの会だった。ホルモーとは、京都の東西南北の大学の間で、自分の担当のオニと一緒に、対抗戦を行うという競技。鴨川をはじめ、京都の名所や祭りの光景がたくさん観れて、懐かしかった。映った駅は、京都の私の家の駅、アパートは、犬の散歩で通っていた所にある建物。後、知っている所も、たくさん。有名な美味しいアイス屋さんのアイスも食べたはった。（笑）ちょっと、ばかばかしいのがおもしろかった。小さなオニが一杯出てきて、かわいい。初めは、そのオニが見えない。オニ語を勉強しだして、オニが見えるようになる。ジェスチャーもつけて、みんなが真剣にオニ語を話すのは、おもしろい。それから、そのオニが弱ったら、カリフォルニアレーズンをあげると復活するから、会の部屋には、カリフォルニアレーズンって書かれた箱が沢山あったのがおもしろかった。コメディーの映画です。オニはこんなの。（笑）

  2009.12.23

• おと・な・り

  おと・な・りという映画を見た。日本で上映されている時、見たかったけど、見に行けなかった映画。岡田准一と麻生久美子が出演。とても、優しくて、いい映画で、好きやった。すてきなアパートの隣同士に住む二人。そこは、隣の音がよく聞こえるアパート。だから、おと・な・り二人もよかったけど、他に出てくる人のキャラクターもとても良かった。最後の方には、サプライズもあって。映画について詳しく書くのは、やめておくけど。ひとつだけ。友達の天真爛漫な彼女が、おもしろかったけど、その彼女が、言ったセリフ。やりたいからやってるんだよねと問いかけるところがあるけれど。仕事でも、なんでも、やってることはやりたいからやる。本当に、なんでも、そうであったらいいなと思う。そしたら、人のせいにはしなし、ならない。（笑）なんか、日本人の映画やなと思った。繊細な優しさがあって。やっぱり、日本が好きで、時々、日本が恋しいから、そう思うのかもしれんけどな。（笑）音ってのも、おもしろいなと思う。話しは、違うけれど、今日、二つスーパーに行った。アンディがひとつのスーパーにまだいる間、私と娘は、もうひとつの方に先に行った。後で、アンディが、そこに来たんやけど、足音だけで、あ～来たかもって分かったのにはおかしかった。娘も、分かったわと同じことを言っていた。（笑）

  2009.12.20

• 群青

  また、いろいろ邦画のＤＶＤを借りて来た。昨日、群青、愛が沈んだ海の色を見た。長澤まさみと、佐々木蔵之介が親子役で、出演しているもの。沖縄の小さな島が舞台。ウミンチュである龍二と島にやってきたピアニストの由起子が恋に落ちる。そして、娘、涼子を授かるけれど、その子がまだ赤ん坊の時、病弱だった由起子は、亡くなってしまう。その同じ時に、二人の男の子が島に生まれ、涼子と一也、大介は、幼なじみとして育つが、やがで、大きくなり、涼子と一也が恋に落ち、結婚の約束をする。父に認めてもらうために、一也は宝石サンゴを獲るために海に潜り、帰らぬ人となってしまう。そして、その悲しみに涼子は、精神的におかしくなり自分の世界に閉じこもってしまう。愛する人を失った親子、そして、悲しみに沈み込んだ娘を見守るしかない父。私がこの映画で、一番興味を持ったのが大介かも。その一年後、島を離れて大学に行っていた大介が島に戻って来る。大介も、涼子が好きだったけれど、あきらめなければならなかった。そして、一也が亡くなったと聞いた時、大介は、これで涼子と一緒になれるみたいな想いが湧いたという。すぐに島に帰れなかったのは、そんな自分の想いが苦しかったからだろう。一年後に島に戻って、悲しみに沈んでいる涼子を見守る中で、涼子を抱きたいという想いとの葛藤。そんな自分をどうしようもすることができなく、サンゴがある海に潜る。そして、なかなか帰ってこない大介を龍二や島のうみんちゅが探す。龍二は、亡くなった由起子や一也に助けを求め、大介の居場所に連れて行ってほしいと頼む。スピリチュアルみたいな展開になるんやけど。（笑）龍二が、大介を見つけ、必死で心臓マッサージを行う。大介が生き返ろうとする時、一也に会う。同じ時、由起子は、涼子の元に訪れ、ピアノをひいてあげて、再生の方向に。大介が一也に会った時、一也が伝えた言葉。自分を責めるな。大介は、それを涼子に伝える。映画がどうのこうのというより、一也の言葉に、うるっと来たな。多くの人は、自分の中に葛藤があり、自分を責めがち。人は、いろんなことを想い、いろんな想いが湧きあがる。自分の醜さや、情けなさを知ることがあるけれど。自分を責めすぎることなかれ。なんやろな。でも、涼子の再生には、人々の優しさ、そして、大介の優しさが影響しているのだろうなと思う。そして、責めるということは受け入れることとは違うもんな。話は違うけれど、群青色っていいな。なんか、ぐんじょうという響きもいい。青の群れなんかな。

  2009.12.19

• 映画

  昨日、オンデマンドで、わたしの中のあなた（My sister's keeper)を観た。英語で分からなくて、どうしても何を言っているか知りたい部分は、訳してもらって。（笑）ストーリーとかは、だいたい分かっても、解説みたいなのが続くと難しくて、何を言っているのか理解できない。ある夫婦の二番目の子供ケイトが、２歳になった時、白血病になる。その後、アナが、その姉に臓器を提供するドナーになるために、遺伝子操作によってこの世に生まれる。アナは、小さい時から、姉の治療のために犠牲をしいられてきたけれど、11歳になった時、もうケイトのために手術を受けるのは嫌、と、両親を相手に起訴を起こす。しかし、そこには、ある隠された理由があった。そんな映画やったけど。母親は、ケイトが長く生きるのを望み、アナが、ケイトに腎臓を提供するのは当然とし、裁判にまでなる。そんな見えなくなってしまう母親の気持ち、分からないでもないけれど。死にゆくケイト、そして、二人の兄妹。子供達の方が、きちんと見つめて成長していっていたように思った。お父さんが、ケイトを病院から連れ出し、お母さんが、反対するのも聞かず、子供たちと海に行く。でも、その後、お母さんが来て、ひと時の楽しい幸せな時。そのシーンは泣けた。切ない恋だったけれど、ケイトが恋をしたのはよかった。運命を受け入れるという映画なのかもな。アナを私の好きやった映画、リトルミスサンシャインに出てたアビゲイル・ブレスリンが演じていた。

  2009.11.21

• 

  青い鳥

  昨日、青い鳥が、また、庭に来ていた。この間、青い鳥という映画を観ました。中学校でのいじめがあった後の話。そのクラスの先生が休まれることになり、変わりに、阿部寛さんが扮する吃音障害のある村内先生がやって来る。もう、その問題が終わったかと思われている教室にその先生が、いじめにあってそこにいなくなった生徒の机を持ってこさせる。そこから、教師、生徒、親が反感をかって行ったり、もう一度、生徒が自分や出来事を見直すきっかけになったり。。。そのいじめの後、そのクラス全員に反省文が書かされたけれど、それは、先生達が、添削して、オッケーが出るまで書かされたもの。村内先生は、その反省文を燃やしてしまい、今度は、自分のための反省文を、書きたいと思った人だけ書くことをさせる。そうやんなと思った。自分のための反省やもんな。それと、こんなメッセージもあった。世の中には、いろんな人がいるけれど。誰かが本気の言葉を話す時には、誰もが本気で耳を傾けよう。そういうメッセージもあったけど、これは、ある意味、必要なことかも知れないな。でも、本気の言葉というより、その向こうにある本当の想いが大事やったりするかな。自分のためにか。自分のために書いて、そして、自分のためになる。もし、ちょっと誰かのためにもなったらそれでラッキーみたいな。それが、ほんとかもしれない。書いている内容でも、書くという行為からでも、その他でも。ブログも。いろんなことは、そんなことなんやね。

  2009.11.05

• かいじゅう

  映画を観に行って来た。where the wildthings areという映画。モーリス・センダックの絵本をもとに、実写版となっている。日本語では、かいじゅうたちのいるところという題名の絵本。この絵本は、有名で、私の家にも子どもが小さい時には、あったけれど。ちょっと、本と映画は、違うかも。本は、マックスがいたずらをして、お母さんに怒られて、夕飯抜きで、部屋に閉じ込められる。そして、その部屋が森や野原になり、ボートに乗ってかいじゅうたちのいるところに着いて、そこで、かいじゅうたちの王様になる。でも、最終的に寂しくなって、自分の家に帰ったら、部屋には、暖かい夕食がおいてある。みたいな絵本。絵本のかいじゅうたちは、かわいくて好きやった。映画のかいじゅうたちも、それぞれよくできていておもしろかったけれど。でも、映画の中のかいじゅうは、とっても、人間みたいやった。人間の世界を表しているのかな。そこのかいじゅうたちの間では、問題とか、うまく繋がらない心の関わりとかあって。みんな本当は、とても優しいのに。どっかで、おかしくなっちゃって。やっぱり、素直になるということが、大切だなということを教えてくれるような。それが、幸せへのひとつの道。そんなふうなメッセージのある映画のように感じた。心が通じない悲しみ。心が通じた時の喜び。優しさを知った時の嬉しさ。私と娘は、最後の方で泣けたけど、旦那は、なんで泣いてるのみたいな。どっかで、感覚が違うのだろうな。（笑）娘は、みんなかいじゅうは、鬱みたいで、自分勝手な感じで、あんまり好きじゃなかったわという感想。（笑）私は、どっちかというと好きやった。それから、やっぱり映画館で観るのはいいな。

  2009.10.26

• 一生懸命

  また、日本の映画を借りて来て観ました。その日の前に。永作博美とウッチャンナンチャンの南原が、夫婦役で出ていた。息子が二人いる家族。その家族の母親が、突然の余命宣告を受ける。二人は、その日を迎える準備をし、その日までを、懸命に生きる姿を描いた映画かな。はじめ二人は、１８年前の若い頃、一緒に住み始めた町とアパートを訪れることから始める。それに、織りなし、その町に住む男の人と昔の友達との出来事、後、宮沢健二の詩を歌うチェロ弾きとそれを聴き入る婦人と息子など。いろんな昔と今の時間の交差などがあり、ファンタジックな映画やった。最後に、お盆で、亡くなった霊を迎えるためにその町で、花火が催され、亡くなった人も生きてる人も一緒に花火を見ているシーンはよかったな。（笑）案外、好きな映画やった。もし、余命を宣告されたなら、自分はどんなふうになるかなって思うけど。死にゆく奥さんが、その日まで一生懸命にと言っていた、その一生懸命が、今の私には、ちょっと心に残った。一生懸命って、人それぞれにとって違うかもとも思うし、何かなとも思ったりもするけれど。一生懸命って、なんなんだろうね。悔いなく生きるということかな。私にとったら、心の充実なんかなと。辞書を引いたら、命がけで物事をすることって書いてあった。現実的に、余命を宣告されているわけじゃないけど、誰もが、いつかは死を迎える。全ては、永遠だけど。永遠に、今あるものが続くわけではないから、大事に生きていかなくてはいけないなと、少しは、この映画を見て思ったりしました。私には、今を大事にかな。後、見た映画はね。ハルフウエイとグーグーだって猫である。ハルウエイは、娘が、今まで見た映画で一番つまらない映画と言っていた。（笑）北海道に住む高校生の恋人のふたりの話しなんやけど、恋心と受験をめぐっての女の子の気持ちと葛藤が現わされていて、私は、ちょっとおもしろいなとは思ったけれど。グーグーだって猫であるは、なんとなく、ほのぼのした映画。私は、動物にあんまり想い入れできない人なんで、動物がほんとに好きって、どんな感じなのかなって時々思う。映画とは、関係ないけど、そういう人がちょっと羨ましかったりです。（笑）

  2009.10.13

• ビデオ

  邦画のビデオを三本観た。近くの日本の映画とテレビ番組が借りられるとこで、一週間、５本以上やと１本２ドルで借りられる。幻の邪馬台国と、私は貝になりたいと、天国はまだ遠くと。幻の邪馬台国は、古代史研究家の宮崎康平さんをもとにした映画。盲目の康平さんと、妻になった和子さんが、二人で、邪馬台国があった場所を探し続けるというロマンなストーリー。独断的だけど、情に篤いところもある康平は、なんか純粋さがある。そんな彼を一生懸命支え続ける和子。いろんな辛いことがあっても、ふたりして、邪馬台国の発見に魅せられて突き進んでいく姿は、いいなと思った。私は貝になりたい。散髪屋の清水豊松が、赤紙で徴兵され、上官の命令で、捕虜を刺したことで、戦争が終わった後、絞首刑になるというストーリー。実際は、捕虜はすでに死んでいた、その上、腕をかすっただけ。そんな不条理であり、やりたくもないのに上からの命令で、したことに対して、死刑になるなんて。家族とも、もう一緒に暮らすこともなく、最後に、今度生まれ変わらなければならないのなら、私は貝になりたいと、遺書を書いて。。なんか、救いのない映画で、あんまり好きではなかった。実際にはその時、二等兵が絞首刑に処せられた例はないと、書いている人がいたけれど。戦争だけでなく、不条理や理不尽な扱いをされる場合はこの世にあるやろな。そういうのは嫌だなと思う。この映画では、いくつか、心が通いあうシーンがあったのだけが、少しの救いだったなと思った。今の世の中、戦争以外で、いろいろあるやろけど、戦争の時代に生きてないだけでも、幸せなんだろうな。天国はまだ遠く。この映画は、なんかとっても好きやった。チュートリアルの徳井と加藤ローサが出てたんやけど。どっちもいい味を出していて。優しくて、切なくて、暖かくて。疲れてきたんと、あんまり言葉にしたくないのと、ネタばれもしたくないので、詳しくは書かんとこっと。（笑）機会があったら、観てみて下さい。

  2009.09.25

• 映画

  この間、オンデマンドで、映画、スラムドッグ・ミリオネアというのを観た。オンデマンドは、テレビで、いくつか提供されている映画を好きな時に、代金を支払って観ることができる。この映画は、日本の映画館で放映されていた時、観たかったけど、行けなかった映画。アカデミー賞の８部門を受賞したらしいけれど、とても、いい映画やった。インドのスラム育ちの若者が、クイズ・ミリオネアで、全問正解になるんやけど。スラム育ちなのに、次々と正解していくのはおかしいと、途中で、警察で拷問にあったりする。でも、その子は、実生活から、その答えを得てきた。小さい時、貧しくても、幸せがあった生活から、母親が殺されてしまい、兄と二人で、ストリート生活。その後、優しい大人に救われたが、子供を利用して、稼いでる人達。そこから、二人して逃げ出し、サバイバルの生活が続く。大きくなってきて、兄は、お金の世界に踏み込んで行くけれど、弟は、コールセンターでまじめに働き、クイズミリオネアに出ることになる。その子の目的は、そこでお金を得ることだけでなく、ずっと純粋に小さい時から思い続けている女の子に会うため。最後は、悲しい場面もあったけど、よかった。純愛、兄弟愛、インドで本当に起きている問題、そして、クイズミリオネア。愛や勇気や、欲望やお金や貧困、人間のいろんなものが詰まっている映画やったと思う。そして、インドの力強さが感じられた。人間には、みんな似たようなものがあるけれど、それぞれの国によって、生きる姿は、ほんとに違うんやろなと思う。そこに、その時、その人として、生まれた意味は、それぞれにあるんかな。最後のダンスも好きやった。機会があったら、観たらいい映画と思います。psタグの所で、スラムドッグをスラムダンクと間違えて書いた。あほや。そのタグの修正の仕方が分からないので、もう一度、日記を書きなおし。すみません。（笑）

  2009.09.22

• 映画

  ちゃんと伝えるという映画を観に行って来た。厳格な高校教師だった父が病に倒れ、初めて真正面から父と向き合う決心をした史郎。だが、彼自身もガンに冒され、父より短い余命宣告を受けてしまう。史郎は母親や結婚を約束した恋人にも打ち明けられずに苦悩する。映画の解説から移した。こんな映画でした。なんか、なんとも言えない映画というか、私にとって、それほど心に入ってこない映画やったかな。みんな、ちゃんと伝えたいと思うものなんかな。ちゃんと伝えることが、必要なのかな。ちゃんと伝えなくても、伝わっているのではないのかな。なんで、人は伝えようとするのだろう。この映画のお父さんも、ちゃんと伝えたいと思っていたけど。良くなったら、息子と二人で、釣りに行きたいと言っていた。でも、夢で行ったけど、実際には、行けなくて、息子に親不幸をさせることなく、先に旅立って行った。ちゃんと伝えなくても、ちゃんと伝わっていたんじゃないかな。息子の感覚とは、なんか違うのか、感情移入できなかったけれど。何度も写る高校時代の場面。父よりも悪いという癌の宣告。息子の方が、ちゃんと伝えたいことがあって、いろんな苦しさがあったのかも、そして、あのような行動を取ったのだろうけど。なんか、うまいこと感想が書けない。他の人が観たら、どんな感想になるんかな。

  2009.08.26

• HACHI

  今日は、娘と映画ＨＡＣＨＩを観に行って来た。今、感想を書こうと思ったけど、なんかあんま、書けない。（笑）ほんとのハチ公は、そうだったのか知らないけど、最後、教授が亡くなる日、見送ることにだだをこねて、それまでにしなかったことを初めてしたけれど、もう会えなくなることを分かっていたのかな。その後、何も知らずに、帰って来るのを、毎日迎えに行って、そんだけ、教授のことが大好きで、会いたかったんだな。ところどころ、泣けたけど。もっと、犬好きの人には、たまらないんやろなあ。犬の目から、何度か写していた映像がおもしろいと思った。動物からは、どんなふうに見えているんだろうな。リチャード・ギアは、相変わらず、素敵だな。そんな感想です。。。。（笑）昼に、娘と回転すしやに行ったら、昔、整体を習っていた時、一緒やった人に１０年ぶりぐらいで会った。それが昨日、京都の足裏マッサージをネットで見ていたら、丁度その時、整体を習っていた所の広告を見たばっかり。だから、彼女に会えて、ちょっとびっくりでした。（笑）今は、針の学校を卒業して、バイトでやってるらしい。昨日は、友達に足と手をオイルでマッサージしてもらって、私も、アメリカ行ったら、手と足ぐらいのマッサージとヒーリングやろうかなとちょっと思っています。まあ、どうなるかは、分からないけどね。

  2009.08.12

• なんてね

  ほとんどテレビを見ないけれど、画面が汚かったのが、後ろの線をやり変えただけで、案外、きれいに見れるようになった。（笑）テレビでやってたゲゲゲの鬼太郎の実写版を見て。人間のうらみつらみが解放されたらいいな。うらみつらみが解放された世の中になったらいいな。信じられたらいいな。裏切りがなかったらいいな。人の勘違いや想い違いがなかったらいいな。なあんて、映画の世界かな。私には、まだやりたいことがあるんですって言ってたけど。やりたいことがあったらいいな。（笑）私のやりたいことはなんなんやろか。今、それほど、やりたいことが何もないなあ。なんて、思いました。そして、もうひとつ、その間は、いろいろあって。別れは、悲しいもの。次に進むのは、悲しかったりするもの。その時が、楽しかったらそれでいいよね。ありがとう。さようなら。なんてね。（笑）今をだいじにしたいなとこの間から、想っています。

  2009.08.01

• エヴァ

  エヴァンゲリヲン新劇場版（破)を観に行って来た。４部作の２作目らしい。１作目の（序）は、観てなくて、先に２作目を観てしまったけど。なんかよかった。ストーリーは、あまり分からなかったけど。後半は、なんか涙が流れた。ほんとの優しさってこんなのかな。ほんとの愛ってこんなのかなと。そんなことを感じた。（笑）シンジの想い、迷い、優しさ、葛藤。シンジは素敵。そして、心の動きがあったから、好きやったんかもな。ストーリーが分からないのに感動したのは、なんかおもしろかった。（笑）そして、セクシー。なんか、超えたものがあったな。（序）も観てみようと思う。映画とは、関係ないけれど、優しい人が、優しくされるんやなと、そんなことを思いました。ほんとに優しい人。私は、ほど遠いな。（笑）

  2009.07.20

• スパイス

  今日は、それでも恋するバロセロナという映画を観に行って来た。ウッディアレン監督の作品。バルセロナの景色が見られるかなと、それ以外、あまり期待していなかったけれど、案外、気に入った。（笑）人間のいろんな部分や心模様が見えたりして、おもしろく、笑えたりもした。なんか、ナレーションや進んでいくテンポなども、心地よかった。親友のヴィッキーとクリスティーナが、バカンスでバルセロナを訪れる。ヴィッキーは、慎重派で婚約中。クリスティーナは、自分探しをしている自由人。二人は、画家のファン・アントニオに出会い、元妻のマリアまで現れて、恋のバトルが行われる。マリアは、天才的で魅力的で、なんか惹かれたな。マリアとファン・アントニオは離れても、離れられない関係。でも、二人でいると何かスパイスが足りない。なんか、みんな人間って、今あるものや今いるところに満足しきれなくて、それぞれ、何か、ちょっとしたスパイスが足りなくて、そんなものを探しているのかなと思った。でも、変わることなく、それが続いていく。。。それが、人生なのかも。そして、どこで、満足を得るのだろうね。どこで、スパイスを見つけるのだろうね。なんて、思いました。（笑）それから、芸術で、自分を表現できる人っていいなあ。

  2009.07.08

• いけちゃん

  もう、７月やね。今年も半分が過ぎてしまった。今日は、映画、いけちゃんとぼくを観に行った。西原恵理子さんの絵本を、映画化したもの。いけちゃんは、よしおにだけ見える、奇妙な生き物。いろんな形や色に変わったり、笑った笑顔がとてもかわいい。よしおの側にいて、よしおがいじめられた時も、お父さんが亡くなった時も、いつも、優しく励ます。でも、よしおが、強くなって、大人になるにつれて、だんだん、いけちゃんは見えなくなってくる。そんなお話なんやけど。いけちゃんは、○〇やった。好きになった人や、友達や、みんなの小さい時ってどんなんやったんやろな。みんな子供時代があって、大人になって、そして年寄りになっていく。そんな人生って、おもしろいもんやなあ。それから、いけちゃんみたいに、いつも、励ましてくれている存在はいるのかも。（笑）

  2009.07.01

• 

  京都

  今日は、映画を見に行って来た。天気が良かったから、バイクで。バイクで走りながら、よく思うのは、京都が好きやなと。(笑）都会すぎず、田舎すぎず。いろんな所には、行ってみたいけどね。丁度、この間、京都駅に用事があって行った時、駅の写真を撮ったから、載せよう。ずらっと長い階段の空間がある。右の真ん中あたりには、ステージが設置されていて、この日は、警察のブラスバンドの演奏がされていた。いろんな催しがされて、階段で鑑賞する。無駄に広すぎるって感じもするし、なんか、京都らしくないとも思えるけど、どうなんかな。（笑）映画は、愛を読む人ってのを見たけれど。いまいち、よく分からなかったです。思ったことは、人って複雑だなと。。そして、幸福になれない人もいるのだなと。自分で幸福を選ばないというか。幸福って何か分からないけれどね。人によっても、幸福の基準は違うのかと思うし。背負ったものは、そう簡単には手放せないのかな。それから、、、開かない人生も、それもありなんかもなと。ちょっと思った。今日は、レディースデーやったけど、なんでか、私の回りは、ひとりで来ているような年配のおじさんが何人もいました。

  2009.06.24

• ミッシェル

  今日は、映画を観に行って来た。６０歳のラブレター。夫の定年退職を機に離婚を決めた孝平とちひろ。孝平は、今まで仕事熱心で、家庭を顧みず、そのうえ、退職の後、若い彼女と一緒にこれからの人生をやっていこうとする。しかし、現実にぶつかり、今までのことを顧みることになっていく。ちひろは、今まで家庭一筋で、引っ込み思案。それが、離婚の後、自由になり、だんだん、明るくきれいになっていく。かつて音楽が縁で結ばれた魚屋の夫婦、正彦と光江。糖尿病の正彦、それを支える光江。しかし、その現実が反対方向に。５年前に愛妻を亡くし、娘と二人暮らしの医師、静夫と売れっ子翻訳家の麗子。二人のぎこちない恋が、娘を通して結ばれて行く。これら三組のカップルのこわれかけた間をそれぞれの一枚のラブレターによって、再生していくという話。案外、好きやった。（笑）孝平は、自分のことに気づくことができてよかったなと。ちひろも、いろいろ言えるようになってよかったなと。いろんなよかったなというシーンがあるけれど。昔、ミュージシャンをやっていた正彦が、光江のために、ビートルズのミッシェルをギターで弾いてあげるのは、よかった。ミッシェルは、私の好きな曲。娘のミドルネームはミッシェル。これは、娘が生まれた時、旦那が名前を何にしようかと思ってて病院から帰る時、車でかけたラジオにこの曲がかかって、そう決めたらしい。最近、いろんな映画を見て、人は、罪深いなと思う。でも、人は優しい。映画はいいな。しばらく、水曜日には、いっぱい映画を観にいこう。。。

  2009.05.20

• 映画

  今日は、乳がんフレンズと、映画を観に行きました。ベンジャミン・バトン　数奇な人生1918年、生まれつき年老いていた赤ん坊が黒人女性に拾われ、ベンジャミンと名付けられる。老人たちの養護施設で育てられた彼は、年を重ねるごとに若返り、デイジーという美少女と運命的にめぐり合う。（コピペした。）この物語で、思ったのは、普通の人とは違う、年寄りで生まれて、若返っていくという人生。でも、ベンジャミンは、いろんな暖かい人に囲まれてよかったなと。やっぱり、人との交流は、大切なものやなと。ちょっと切ないと言えば、切ない映画やけど。永遠に続くものは何もないと言っていた。そうなんかなって思うけれど。表面的なものは、変わるけど、私は、永遠なるものはあるような気がします。静かに、そこにあるような気がします。そして、もうひとつ思うことは、いろんな時があっていいんやなと。なんか、映画の感想っぽくないけど。ブラッド・ピットはかっこいいな。（笑）

  2009.02.18

• 映画　

  水曜日には、娘に誘われて、映画を観に行った。誰も守ってくれない。未成年の少年が、殺人を起こした加害者の家族を警察が保護をするという話。(ネタばれ含みます。）ひとりの刑事が、その妹をマスコミから、世間から守るんやけど。その刑事は、何年か前に、上の言ったことに従って、逮捕しなかったため、泳がされた容疑者が関係のない男の子を刺して亡くなってしまったという、こころの傷を持っていた。二人は追われ、行くところがなくなったので、かくまってもらうために、その被害者が事件後営むペンションに行くんやけど。こころの葛藤。そんな映画かな。こんなことを言ったらどうかもやけど。みんな被害者かなと。殺人をした少年は、父親に勉強を強制され、一杯一杯になっていた。父親は、こう生きていかなくてはならないという世の中からの被害者かも。前の事件で被害者であるペンションの夫婦は、違う事件とはいえ、加害者である家族を泊めることに対する、受け入れることに対する葛藤があった。それから、妹の葛藤。母親は自殺をしてしまい、突然起こった出来事を、受け入れて生きていかなくてはならない。そして、無責任なネット住民とマスコミと信じていた友達の裏切り。どうしょうもやるせない想いをどこにもぶつけることが出来ず、居場所を世間に知らすことで、一番身近な刑事にぶつける。ペンションの旦那も、息子が殺される事件が起った後、なんで、守れなかったのかと、身近な奥さんにやるせない想いをぶつけたという。最後に刑事と女の子のこころが通いあって、強く生きていこうということになるんやけど。。。刑事は、君がお兄さんとお父さんを守るんだよという。そして、生きることは人の痛みを感じることとも。なんともいえない映画でした。生きることとは、なんなんだろうね。人の心の状態が明るくなって、世の中が、明るくなっていったらいいなと思う。

  2009.02.06

• ZEN

  禅という映画は、鎌倉時代の禅僧の道元さんのお話。座ることで悟りを開く座禅“只管打坐”を編み出し広めていった曹洞宗の開祖らしい。映画には、仏教用語とかが出て来て、よく分からない言葉もあった。映画を見て、思ったことは、道元さんは、とっても優しい人なんやなと。この映画が伝えていることはいろいろあるんやろけど。私が感じたのは、どの人の中にも、仏がいる。いろんなことは変わりゆく、そのままを受け入れること。そして、いろんなことには、時期というものがあるんやなと。するべきことをすればいいのかなとも思った。座ることで悟りを開く座禅とは、それによって、自分の中の仏と出会うのかな。自分を粗末にしないで、そんなことも言ってるのかもな。なんかいろんなことと通じるように思います。ほんとは、娘が一緒に禅を観に行こうと誘ってくれてたのに、娘は行けなくて、息子と行ったから、今度は、DVDになったら、もう一度、娘と家で観てみようと思います。

  2009.01.18

• シャイン・ア・ライト

  昨晩は、久しぶりに映画を見に行った。ザ・ローリング・ストーンズのシャイン・ア・ライト。普通、ミュージックムービーはあんまり好きではないけれど、とてもよかって、楽しめた。06年秋、NYのビーコン・シアターでライブが行われ、彼らのファンのマーチン・スコセッシ監督という人が撮影して、映画にしたもの。みんな６０歳を越えているのに、エネルギッシュ。ずっと前、ミックジャガーが日本に来た時、ライブに行ったことがあるけれど。私は、あの歩きながら歌うのが好き。それにしても、ミックジャガーは本当に細いな。今は、コンサートやライブにはほとんど行かないけれど、昔の雰囲気を、少し思い出しました。（笑）映画で、ライブを見るのは、疲れなくていいなと思った。それによく見えるしなあ。年をとった証拠か。。。（笑）

  2009.01.07

• ICHI

  昨日の夜は、娘と映画「ICHI」を観に行って来た。女版の座頭市。盲目で孤独な女旅芸人、そして、女剣士である市がある町で、孤独な侍の十馬と出会い、心を通わせて、心を開いていくが。。。私は、案外好きやった。（笑）綾瀬はるかは、きれいやな。そして、この映画では、かっこよかった。それから、よかったのは、流れていた音楽かな。リサ・ジェラルドって人が担当していたらしいけど。彼女は他にどんな音楽をやっているのか聴いてみたら、昔、好きでよく聴いていた感じの歌やった。エンヤとかの感じに、ちょっと似ているかな。娘のこの映画の感想は、あんまり印象に残るような映画ではないな、やった。（笑）私は、もっと強く生きていきたいなって思ったな。(笑）見栄とか強がりとか、そんなんじゃなくて。

  2008.11.06

• イントゥ・ザ・ワイルド

  昨日は、イントゥ・ザ・ワイルドという映画を娘と見に行って来た。娘を誘ったら、始めは行きたがってなかったけれど、見た後、いい映画やったな見てよかったと言っていた。大学を優秀な成績で卒業して、将来も有望視されていた青年が、家族に何も告げずに、全財産を寄付し、クレジットカードや身分証明書を破り捨て、名前まで変えて、旅に出た。真実の自由や幸福に憧れ、最終目的のアラスカを目指した２年間の旅の話。家庭の事情、親や、偽善や、社会や、お金や、物に反発もあったけれど、生きることや自分を見つめるために旅に出たように思う。映画は彼の残した日記を手掛かりに、妹のナレーションで話しは進んでいく。ヒッチハイクをして、カヤックで川を下り、雪山を歩き、穀物畑でアルバイトをしたりして、北を目指す。その途中で、ヒッピーのカップルや、女の子や、仕事場の雇い主や、年老いた革職人の老人たちと出会い、心を通わしていく。そして、１００日以上の乗り捨てられたバスでの独りの生活。実話をもとにした映画で、最後は悲しい結末だけど。みんなへの祝福を自分の名前で綴られている。老人が彼に言った言葉が印象的やった。許すこと。それが愛することに繋がるみたいな。もとになった本もあるらしいので読んでみたいなと思いました。監督は、俳優のショーン・ペンで、青年の役は、エミール・ハーシュって人やけど、この作品のために１８キロも減量したらしいです。

  2008.10.09

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