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カテゴリ:私の作ったご飯
今年も梅干しの季節がやって来た。
去年漬けたのは2kg。 実はまだ数個去年のが残っている。 それは、作った量が少なかったので、惜しみながら食べたからだ。 決して漬けただけで忘れていたわけではない。 と、言うわけで今年は5kgに挑戦。 ネットで南高梅をゲット。 もちろん、その辺の山で取れた梅でも美味しい梅干しは出来るだろう。 しかし、これは趣味であるのだ。 単に食べ物を作る作業ではない。 趣味には金をかけろ、うんちくを燃やせと言うわけで、 南高梅の発祥の地でそのJAの前には南高梅の原木が植わっているという みなべ農協の南高梅、完熟3L~4Lサイズを注文。 金曜日に届いた梅は確かにでっかい。 ピンポン球と同等、それよりでかいのもある。 ただ、少し熟成度合いがまちまちだった。 既に黄色く柔らかくなってるのが10数個あり、そっちは梅シロップ用に冷凍して、 残りの青い果実に赤味がさしている奴を、箱の蓋を開けて診察室に置いていた。 これを追い熟と言う。 昨日の夜ぐらいから幸せな匂いが診察室に漂いだした。 熟した梅の匂いは本当に幸せな匂いだ。 と、言うわけでもう1日も待てません状態だったので、お昼につけ込みを開始。 洗ってざるの上に並べた幸せな梅達。 漬け物用のビニール袋に梅を入れて焼酎を霧吹きで吹きかけて湿らせた後に塩の半分を入れ(塩分18%に設定)袋を揺すって塩を全体にまぶす。 熱湯消毒してアルコール綿で拭いた容器(病院だと便利ですな)に塩をまぶした梅と残りの塩を重ねるように入れていく。 危ない。 何とか容器の上ギリギリのところで収まった。 落としぶたの代わりに、消毒した平たい皿を入れ、その上に更に消毒した重し(3.5kg)を乗せる。上からラップで包んで完成。 重しは、梅の重さと同じぐらいか少し重いぐらいが良いので、この上に塩の袋を2袋乗せて置いた。 バレーの試合から帰ってきたら、既にお皿が大分沈んでいたぞ。 梅酢が上がったのを確認して、梅雨明けに天日干しをしたら完成だ。 紫蘇は入れても入れなくても良いと言うので、今年は入れずにやってみようかな。 赤いのが欲しければ後から漬けても良いと言うことだし。 ポイントは、完熟の大きな梅を使うこと。 黴を生やさないように気をつけること(減塩などにトライするのが一番危ないらしい) 梅酒よりは手間かかるけど、塩漬けと天日干しぐらいだぜ。 毎年トライするのも楽しいものだ。 来年は家族でやってみよう。 教科書にしているサイトはここね。 東京の4畳半のアパートに住んで毎年立派な梅干しを漬けている。 こだわりがあるのが素敵なサイトだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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