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カテゴリ:日々の診療の狭間で
ふふふ・・。
今日は腹具合もまあまあ。 うんちはイマイチだったが・・。 カズも保育所へ行ったし。 午前中の診療を爽やかに済ませて 家族の為のカレーを仕込み(自分が食べない時には何でもいいの)、 その後、最近行きだしたホテルの中にあるフィットネスクラブで1km泳いで1km歩いて ホテルの下の茶店で小さなケーキとアイスコーヒーを飲み、 時間が4時半で丁度良かったので、ホテルの直ぐ近くにあるアスティ徳島へ向かう。 そう、今日は先日から徳島で開催されているアジアバスケットの試合の救護班として出務するのだ。 指定の駐車場が分からなくて警備員に聞けば引率してくれるし、門をくぐって本部がどこかわからないのでボランティアに聞けばまた案内してくれる。まるで殿様になった気分。 救護室についてADカードと言うのを貰い首からぶら下げる。 服装は一応白衣と言うのでアロハを脱いで持って行ったケーシー型の白衣を着る。 そして案内されてコートサイドへ。 どの観客席よりも近いコートサイド。フェンスのすぐ後ろの特等席だ。 5時から10時まで、夕食が付いてお手当も出る。天国のようなバイト。 これで仕事がいっぱいだったら洒落にならないけど、コートサイド係には整形の先生が居て、選手の怪我などはそっちが見てくれるので、僕は観客やスタッフで具合の悪い人の診察。 まあ、考えてみたらわかるけどそんな人殆ど居るはず無いのよ。 ナショナルチームの試合なんてどの競技に限らず見る機会は少ないし、仕事は少ないだろうと考えていたので話があった時には喜んで手を挙げたのだ。 韓国とヨルダンの試合が終わりかけたところで、僕らはレバノンとカタールの試合から席に着いた。さすがにこういう組み合わせでしかも平日の夕方とあって客席は2割程度しか入っていない。 もっと都会でやればもっと観客が入るんだろうけどな。 この徳島へこんな大会を引っ張ってくるなんて、かなりの実力者なんだろうな。 みんながでかいのでそんなに思わないけど、やっぱり近くへ来ると2m超の選手はでかいと思う。 すごい迫力。 レバノンは結構強いと思うけど(15番の選手がくせ者だ)、それに日本は昨日勝ったと言うし良い線をいってるらしい。 よく聞けば、日本の試合は毎日、1日の最終戦に組まれているそうだ。 最終試合は8時かららしくて、そしたら仕事終わった会社員の人でも平日だって来れるよね。 う~んよく考えてるんだね。 そしていよいよ日本の登場。 相手はカザフスタン。 う~ん、体格だけみると高校生と中学生ぐらいの差がある。 大丈夫かな。 まあ、日本の持ち前はスピードらしい。 それにセンターの竹内兄弟(双子なんだって)は高さだけなら相手と十分に張り合える高さだし、もう1人帰化したアメリカ人、JR桜木も居るし。 人気の五十嵐君はほんとに少女みたいな顔でジャニーズに入れても決しておかしくない。 彼なんか小さく見えるけど、それでも180cmはあるらしいから、日本のチームも結構でかいんだなと思った。 ただね、上半身の厚みが外人と比べると違うね。 試合始まって分かったけど、ボールの無い場所でのポジションの取り合いが凄い。 あっちこっちで局地的肉弾戦が行われていて、吹っ飛ぶ選手がいるもんね。 でかい選手は当たり負けしてないし、小さい選手はスピードで上回っているように思う。 日本の試合の頃は観客も増えて、ほぼ8割5分の入り。 みんなが手に手に、あの長い棒と言うか拍子木のようなのを持っている。 嫌な予感がしたけど、試合開始からいきなりみんながそれを打ち鳴らし、ニッポン!ニッポン!の大コール。あのバレーボールのノリと同じですな。 う~ん、そんなにずっとやらなくても日本が良いプレーをした時だけでいいんじゃないかい?と思うけど・・。 一つ気になったのはマナー。 そうやって応援するのはともかく、日本のフリースローの時は静かなのに、相手のフリースローの時には、それを変なリズムで打ち鳴らし集中力をそらすようにしてるのね。 幾ら自国の応援でも、あれはちょいとマナー違反じゃないの?と思うけど。 まあ、相手の選手はそれにもめげずフリースローをどんどん決めていたし、失敗していたのは日本の選手だけだったけどね。 結果から言うと、日本は一度もカザフにリードを奪えずに10点と少しの差で敗れてしまった。 残念でした。 バスケットにはそれほど詳しくないけど、スポーツ観戦には一家言ある僕が分析すると、日本とカザフの差は、微妙なシュートを決めたかどうかの差。 日本はゴール下で当たられたりするとシュートが入らないのね。 ファウルでフリースローは貰っても、それが1つしか入らなかったりして1点。 カザフは当たられてもそのままシュートを決めて、その上でバスケットカウントを決めて3点。 こういうのが何回かあった。スリーポイントの精度も向こうが上だった。 それと、日本はゴール下で頑張るのが桜木だけしか居なかった。 竹内兄弟は迫力に欠けたし、ガード陣が切れ込んでシュートを決めたのはほとんど無かった。 外から外からって感じで、それが今ひとつ決まらずに。 中あっての外だから、終盤で五十嵐君が見せたような、相手を振り切った速攻や、桜井君が見せたような相手をはね飛ばすような速攻がもっともっと欲しかった。 明日の韓国戦は頑張って貰おう。 ところで気になったけど、これって全国では放映されてるのかな? 徳島では、四国放送でもNHKでもやってないのよ。 でも、食事に上がったときにテレビに映って司会者と解説者が喋っていたので、ケーブルテレビのテレビ徳島でやってるのか?(うちでは、テレビ徳島は映らない)、それとももっと別の中央の放送でやってるのかなと思った。 せっかくの大会だもの。日本全国のバスケファンに見せてあげたいよね。 サッカーなんか、海外の試合でも放映してくれるんだからさあ。 そんな訳で10時過ぎにアスティを後にして、帰り道に「東大」で徳島ラーメン食べて(やっぱりここはそれほど美味く無いと思う)帰ってきたのでした。 充実してる??? FIBAアジアバスケットボール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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