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カテゴリ:日々の診療の狭間で
明日から15日まで北海道へ行きます。
11日、小樽グランドホテル。寿司喰うぞ~。 12,13日。ニセコ月美の宿「紅葉音」。トレッキングと川下り。 展望風呂付きの特別室!(文句あっか!) 14日 ホテル日航札幌。肉喰おうか魚にしよか?(一体何しに行くんじゃ?) まあ、そんな感じです。 帰ってきたらいくつジャンクメールが貯まってることやら。 特にお盆の頃は調子の悪くなる人が多い。 去年も、お盆の阿波踊りの間を縫って休診なのに在宅の患者さんを見に行っていました。 (お盆明けに亡くなった・・) こんな仕事をしていると、なかなか長期の旅行など出来ません。 皮膚科とか耳鼻科とか、生き死にに関係の無い科が羨ましくなるときです。 今年はヒロキが6年生だし、中学になれば親と一緒に旅行する機会も減るだろうと思い切って計画した北海道旅行。 しかし、案の定8月初めに調子を悪くした90歳のお爺さんがいて。 幾ら入院を勧めても、爺さん、婆さん共々絶対に嫌、家で死んでも良いと言う。 お盆までに良くなるかな、どうかなと思っていたけど、少しずつ元気になってきて、何とか大丈夫か?(でも、訪問看護ステーションの看護婦さんには、お盆返上で点滴に行って貰う事になってしまった・・お土産買ってくるからね・・)と思っていたら、また昨日から発熱。 お年寄りなので、食べ物を誤嚥して肺炎、元気になって少しずつ食べれるようになったら、また誤嚥と言う繰り返し・・。 本人夫婦も、近くに住む子供さん達家族も、家で死んでも仕方ないと。 しかし、その場合誰が死亡確認をして誰が診断書を書くかが問題。 考えあぐねた末に、その患者さんを紹介してくれた開業医の先生にお願い。 こちらは入院もある病院なので、診療もしているし旅行にも行かないだろうと。 快く引き受けてくれたけど、「良いわねえ、旅行なんて」とチクリと皮肉?(いや、本心か?)を言われてしまった。 まあそういう訳で最悪の場合の準備は出来た。 今朝診に行くと、顔色良くて自分からもの喋って、酸素飽和度や血圧も良くなってきて、あれ?少し持ち直して来たのかなと言うほっとした感じ。 毎日、患者さんと訪問看護ステーションに電話を入れながらの旅行となりそう。 完全に日常を忘れると言う訳にはいかないようだ。 配偶者とも言っていたのよ。来年からは旅行に行くとしても半分ずつ交代でやなと。 ま、そんな訳で行ってきます。 今日はレセプトを提出しに外へ出たら、脳天ファイヤーになるぐらい暑くて、夜も少し頭痛がしていました。 お盆の間はとっても暑そう。 皆さん、くれぐれもご自愛ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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