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カテゴリ:読書、映画、テレビなどのこと
何を隠そう(何も隠してないけど)僕はハルキストと呼ばれる村上春樹愛好者である。
彼の新作は必ず買っているけれども、それはもう惰性・・と言うのでは決して無くて、その都度新しい発見や新鮮な感動を貰っている。 その彼の新作がこの本である。 村上春樹著 「走ることについて語るときに僕の語ること」 もちろんタイトルは、彼の敬愛するアメリカの短編小説家、レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに僕の語ること」から取られている。(村上さんは、一応カーヴァーの未亡人にこのタイトルについて承諾を得たそうだ) 村上春樹がジョギングが好きなのは広く知られているところである。いや、ジョギングと言う可愛らしいものではない。彼は何度もフルマラソンを走り、100kmのウルトラマラソンも走り、最近ではトライアスロンもやっていると言う、作家としては珍しいランナーなのである。 そのように、走ることが既に人生の一部分になっている彼が、走ると言うことについて自分自身を振り返って書いたのがこの本である。 狂言回しに使われているのは走ることであるが、彼は走ることについて書くことで、自分自身がどんな風に作家となり、どんな風に小説を書き、何を考えて生きているかについてまで言及している。まさにバイオグラフ?メモワールとも言うべき作品である。 語り口はいつもの春樹調だけど、結構語られている事は深いと思う。 なかなか読み応えがありましたで。 文庫になるまでなんて言わないで、すぐに買って読むべし。 そう言えば、村上さんの一人称も「僕」だったな。 今日の徳島は冷たい雨。 昨日の3試合が堪えたのか、今日は1日中疲れが残っていたな。 11月からは健診が終わったと思ったらインフルエンザの予防接種が始まった。 高い熱の風邪の人も多い。 健診結果の集計と、レセプトのチェックと、書類仕事が山積みで頭が痛い。 風呂に入る前にTシャツと下着だけと言う寒い格好で書類仕事を1時間したら、シンシンと体が冷え込みました。 今年初のデロンギを付けて寝ることにしよう。 小樽の見知らぬ人から絵はがきを頂いた。 勇造さんのファンで、僕がアップしたYOU TUBEの画像をたいそう喜んでくれたお礼のハガキだ。 何で住所がわかるの?と思ったら勇造さんのサイトにライブの案内が載ってるもんね。 そう言えば宛先の名前は病院の名前になっていた。 こういのは嬉しいな。 小樽も今夜は雪が降りそうだとのこと。みんな風邪などひかぬようにね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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