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カテゴリ:読書、映画、テレビなどのこと
自分が入れなかったのが余程悔しかったのか、ミドリちゃんが家を増築しました。
これでヒロキもミドリも家に入れるようになって、3人が入れ替わり立ち替わり入っています。 表に表札が付いてるの分かる?? さて、以前に山本シンの「Live at拾得」を紹介したけれど、このアルバムは非売品ではないけれど、一般のレコード店では手に入れる事が出来ないというややこしいCDだった。 もともと、シンさんは自分の作品を残すことに無頓着だったけど、拾得での演奏があまりに素晴らしかったのでプライベート録音をもとに支持者のみんなが集まって作ったCD-Rがそれだった。 勇造さんの掲示板で知って欲しいな~と書き込みをしていたら制作者のひとりで勇造さんのファンでもある「マンマさん」からお便りを頂いて手に入れるに至ったわけだ。 その内容は以前の日記でも紹介したけれど、ブルースという枠を越えてシャンソンやジャズの香りも持ち、荒々しかったシンさんの歌が見事に(良い意味で)ソフィスティケイトされたものだった。以前は魂の赴くままにシャウトしギターをかき鳴らすと言う感じだったが、今は周りの様子も見え、押したり引いたりしながら見事にコントロールを効かせている。 確かに軽くなった・・と書けばイマイチのように思われるがそうではない。中身が無くて軽くなったわけではない。重い歌を歌い続けて30年、その後に手に入れた重みのある軽さなのだ。 今年買った新譜は勇造さんの新しいアルバムと、このシンさんのライブだけど、希少価値と言う事をさしおいても今年のN01はこのアルバムだと断言できる。 そのCDが幻にならずにきちんと販売網に乗ることになった。 発売するのは地底レコードと言う会社。 何曲か試聴も出来るよ(でも、僕が一番お薦めの3曲は聴けないんだよな)。 CD-R盤と違うのは、7曲目の「ヨコスカブルース」が「船長気分」に差し替えられているところだ。この「船長気分」と言う歌は、これこそが「マンマさん」が世に出したかったと言う曲らしい。じゃあ、どうして最初から入ってなかったんだろうと思うけど。 昔のシンさんの荒々しさがかいま見える曲だね。ギター背負って人生と言う海に漕ぎ出すって感じ。まあ、ヨコスカブルースだって凄く言い出来なんですけど、両方収録するのは無理だったのかな。それとも著作権(これはシンさんのオリジナルじゃないので)の問題だろうか? 本当にこの名盤(と、断言しよう)が幻で埋もれずに流通に乗ってこのブログを読む皆さんでも手に入れる事が出来ると言うのは素晴らしい事だ。ジャケットワークも元のまま素晴らしい! ほれ、借金してでも買うのじゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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