見たまま、感じたまま、思ったまま

いやあ、今日は暖かい1日でしたね。
いきなりこんな天気になると着るものに困るのよ。
昼間は暖かくても夜は寒いしね。
花粉もメチャ飛んでいたような気がする。
しっかりお薬飲んでいるのでまだそれほど酷くないけど。


土日の外食でまた太ってしまったので、今日はあっさりといこう。
こんな日にはやっぱり春の食材が食べたいね。
と、言うわけでスーパーを物色。



魚に春と書いて鰆だから、やっぱりサワラは春を代表するお魚なんだろうけど、あれは丸太で食卓に乗ると言うことがないので、今ひとつインパクトに欠けるのよ。
僕の中で春の魚と言えばやっぱりメバルでしょうな。
この魚も別名、春を告げる魚と言うらしいし。

ところで、メバルとカサゴと言うのは単なる色の違いみたいと思っていたけれど、まあ微妙に違うらしい。住んでいる場所も、食生活も。
釣りに詳しい人に言わせると、メバルを狙いながらカサゴは釣れるけど、カサゴを狙いながらメバルは釣れないらしい。メバルは下あごがしゃくれていて、そういう魚は目線が上を向いているので、底に住むカサゴを狙って釣り糸を垂れたばあびは、もう少し中流域に住むメバルにはその餌は見えないと言うわけだ。

あ、ガシラと言うのはカサゴの別名です。

小さいのはそのままみそ汁に放り込むけど、ある程度大きいのはやっぱり煮付けでしょう。
刺身も旨いけど、刺身にするようなのはなかなかね。
近所のスーパーに１０ｃｍ大のカサゴが売られていたけど、もっと大きいのが欲しかったので少し遠くのスーパーへ足を伸ばす。２０ｃｍを越えるメバルを見つけたけど3匹しかないのね。
後は小さいの。だから、3人は大きいので、2人は小さいのを2匹にしました。

付け合わせは菜の花。
これも好きなのよ。普段はゴマ和えだけど、今日は塩ゆでにしたのを魚に添える。
先日食べた中華レストランでは、茹でた奴をごま油で炒めていた。
子供達は苦みを嫌うのでブロッコリに変更。でも、菜の花はあの苦みが美味しいのよ。

もう一つのメニューはアオヤギとワケギのぬた。
徳島ではバカ貝と言う方が通りますね。
子供も食べるので、酢みその芥子は控えめに。

そして、最後はグリンピースご飯。
あのマメマメしい香りが好きです。
色を楽しむなら、別に煮付けてご飯が炊けたら混ぜ込んだら良いけど（煮付けた汁でご飯を炊くわけ）、面倒だし最初から入れて置いた方が、豆の出しがよく出るよ。

話少しそれるけど、魚の煮付けは冷えちゃうと身離れが悪くなるのかな？
僕はＰＴＡの会で出かけなきゃいけないので、7時前にカズとミドリとご飯を食べたけど、仕事が長引いた配偶者とテニスから帰ってくるのが遅かったヒロキは7時半過ぎて食べたら身がとりにくかったんだって。配偶者なんぞ半分以上身を残したまま、僕の目に触れないように始末していた。
あんたが身を取るのがへただから、僕が小さいの2ひきにして大きいのをあげたんよ。

メバルと菜の花、あおやぎ、そしてグリンピース。
春の季語のような食材。
う～ん、幸せだ。