|
カテゴリ:日々の診療の狭間で
麗らかな昨日とはうってかわって、今日は雨。
シトシト・・と言うよりは結構激しく降っている。 ブチブチって感じね。 そのせいか昨日より寒い。 こんな天気なのに患者さんが多いなあと思っていたら、明日は休みだったのね。 何人かの患者さんに、調子が悪かったら明日も来てくださいと言っていて、看護婦に訂正されて気がついた。 患者さんには申し訳ないけど、明日が休みと思うと雨で少しダウナーになった気分もマシになる。 でも、今日から具合が悪くなった人は大変だよね。 普段定期的に往診してる患者さんから電話。 この人は病気のせいで直腸機能が悪いのでよく便秘になる。 往診に行くといつも浣腸してあげるのだけど(奥さんがしたらいいと思うけど、ようしないので)、 今日は不定期だけど来て欲しいと。 こういうのは看護婦も要らないし、やるべき事が分かっているので自分1人でさっと出かける。 浣腸して患者さんがトイレに座っている間、台所で奥さんと知りあいの娘さんが何やら格闘している。おおきな南瓜を買ってきたのだが、大きい故になかなか切れないと。 この包丁じゃあ切りにくいだろうなあと思いながら腕力があるほうがマシだろうと、何とか半分に切ってあげる。 南瓜って手でもって切るの怖いよねえ。 しかし、往診に行って浣腸しながら南瓜切るって、アタシ何をやってるんだろう? 風邪と吐き気で来た患者さん。 何気なくお腹を触ったら、下腹部に子供の頭大の腫瘤が・・。 こんなのに自分では気づいてないと。 まあ患者さんの年齢と、これだけ大きくなっても無症状な事を考えると婦人科系の良性腫瘍だろうと思うけど。 やっぱり、診察するって大事でしょう・・と思い直した出来事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々の診療の狭間で] カテゴリの最新記事
|
|