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カテゴリ:日々の診療の狭間で
しかし、楽天もしぶとい奴よのう。
コメント書いたあとの不気味な母子画像がやっと消えたら、今度は100万円山分けかい! あんたがくれるんかい!あんたが! それにあの訳の分からんリンクは何じゃい! まあ、無料のブログサービスだから仕方ないかも知れんけどね。 別に少々お金払ってもええから、あの鬱陶しいのをのけてくれ。 で、本題。 朝、新聞を広げて一番に読むのはどこか?? 1面の政治?いや、違うな。テレビ番組?それはヒロキのアホがいつも見ている。 こういう仕事をしているせいか、一番に見るのは「お悔やみ」の欄である。 誰か知っている患者さんが載っていたりしないかをチェックしているのである。 地元地方紙には、お祝い(結婚)、おめでた(出産)、お悔やみ(死亡)がまとめて3面の一つ前のページに載っている。小児科医や産科医ならおめでたをチェックするんだろうけどね。 内科は「お悔やみ」である。 自分たちが大きな病院へ紹介した患者さんの名前があれば、「あああの人ダメだったのだな」と思う。少し遅れて家族がご挨拶に来てくれる事が多い。 ちょっと前まで元気で診察に来ていた人が、突然載っているとビックリする。 先日もそういうコトがあった。 カルテを調べてみたら丁度1ヶ月ぐらい前に受診をしていた。 その時は元気だったのだ。 それが僕らの知ることなくどっかの病院で亡くなっている。 突然交通事故にでも遭ったのか? それとも急に調子が悪くなったのか? 昼間ならうちに電話でもかけて来るはず。 ひょっとしたら夜に調子悪くなって、うちに電話かけたけど留守電だったのか? 考えてるときりがない。 だから家に電話をかける。 お悔やみを言うとともに、どんな状況だったのかを教えて貰う。 別に真相を知っても患者さんが生きて帰ってくるわけではない。 夜に電話したのになんで出てくれなかった?と責められるかも知れないと思うと、 ダイヤルを押す指が鈍る。 でも、引き返すわけにはいかない。 それを知るのは主治医の義務だと思うから。 どんな風にその患者さんが亡くなったのか、知っておくのは生前にその患者さんを診ていた者の 義務だと思うのだ。 そしてそれはひょっとしたら、同じ病気の次の患者さんに役に立つかも知れない。 因果な仕事だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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