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カテゴリ:祝春一番
さてさて、ちょっと停滞感のあったハルイチですが、いきなり脳天かち割られたのがこの人のライブ。
石田長生 1952年7月25日大阪府八尾市で生まれる。10代の頃より関西のロック、ジャズシーンで活躍。1975年、単身渡米。メンフィスのソウル・ミュージシャンと交流。 帰国後、山岸潤史らと共にソー・バッド・レビューを結成。 1989年、CHARとのアコースティック・デュオ「BAHO」を結成。1992年、ソロ・デビュー。1996年から、活動の中心を東京とするが「石やん一人旅」で全国を、また南米(ブラジル、アルゼンチン、ペルー)や南太平洋(サモア、トンガフィジー)及びジャマイカ、メキシコを飛び回り演奏するなど、世界を股にかけた活動も展開。2003年3月、18年ぶりの優勝の年、阪神タイガースの球団公認応援歌 「嵐は西から」の作詞・作曲・プロデユースを手がける。そして2003年11月から、2004年3月・5月、2005年3月と計4回にわたり小笠原諸島にてライブを行うなど新たな活動も展開中。現在ソロの他、CHARとの「BAHO」、木村充揮、有山じゅんじとの 「平成トリオ」、NANIWA EXPの清水興らとの「トレスアミーゴス」などの様々なユニットなどで精力的に活動中!(アマゾンより抜粋) 毎度ハルイチではおなじみの石やんですが、今までは素晴らしいギターワークで主役を引き立てる為のスパイスのような人だと思っていたけど、今回の演奏を聴いたらこれはもう主役、直球ど真ん中と言う感じでした。5月3日の演奏の白眉であり、この日の主役は石やンだったと思うなあ。 石やンと言えば阪神。毎度阪神の帽子を被り、トラの模様のエレキギターがトレードマークですが、今回はアコギ1本で通していました。 「あの民族楽器は東京へ忘れてきた」とのことらしい・・。 1曲目、軽く「アイコ・アイコ」でスタート。 この日は出番の無い金子マリさんが度派手なジーンズをはいてコーラスで登場。 そして2曲目、先ほど出番の終わった押尾コータローがステージに呼ばれます。 「それでは、豊中市一番の拍手を持ってお迎え下さい。押尾コータロー~!」 「コータロー、お前また背が伸びたんとちゃうか?」 「僕は毎年1cmずつ背が伸びてるんです」 「コータロー、お前はヒヤシンスか??」 さすが八尾出身、しゃべくりもコテコテの関西弁だし、ギャグの突っ込みも面白いんですよなあ。 よく考えたら、この人って桑名正博に似てる。髪型も顔も、声質や歌い方まで。 2曲目はアイルランドのブルーアイド・ソウルシンガー、ヴァン・モリソンの「クレイジーラブ」。もちろん日本語の歌詞です。この日歌った歌は、全部外局の有名な曲に日本語歌詞を付けたものだけど、他のコピーの人たちと違って石やんの歌は単なる翻訳ではなくて大阪の血と肉をくぐらせてあるので、石やンの口から出た瞬間、既にオリジナルとなってるんですよ。 それでは、この「クレイジーラブ」を十分にお楽しみください。 のどまるさん、PC買い換えても見なきゃ損ですぜ。コータローのボーカルも聞くことが出来ます。 石田長生+押尾コータローのクレイジーライブ そして次が「それでは、大阪府随一の拍手でもってお出迎えください」との紹介で登場した盟友有山とのステージ。 高校生の時に出会ったと言う二人。枯れ葉が弾ける高校生、石田長生だったそうです。 油の付き具合が全然違う二人ですが、息はピッタリ。 ギターを弾きながら 「石田ぁああ~~気持ちええなあ~~~」と有山が言えば 「有山ぁあああ~~男前やなあ~~~」と石田が答える。 この素敵なデュオ(もう一人パーカッションが居ますが)の演奏もばっちりどうぞ。 石田と有山「Boat Club Road」 石やンと言えばギタリストなんだけど歌も上手いなあ。やっぱり歌心が無いと良いギター弾けんもんね。 観客もノリノリでどんどんステージ前へ殺到してきます。 さてさて、石田、有山そしてコータローも呼び戻され、もう一人最近ソロアルバムを出した元ボイス&リズムの藤井裕もステージに呼ばれ、石田長生オールスターズの勢揃い。 「そろそろ阪神の結果も気になるし、これで最後にしますと言った曲はザ・バンドの「ザ・ウェイト」。 ギター、ボーカルもみんなの掛け合いです。 有山が「おかしな奴らがまとわりついてくる、ちょっと待ってくれ、俺はまともだ~」 藤井「すっとぼけるなボーイ、バンドやってるんだろう!」 思わず笑ってしまいます。観客も拳を振り上げて熱狂の渦~。 やっぱりこのバンドをトリで聞きたかったなあ~。 石田オールスターズ「ザ・ウェイト」 世界に羽ばたけ石田!いや、やっぱり大阪の星で良いかも~。 毎年ハルイチで熱いステージを見せてくれよ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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