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カテゴリ:日々の診療の狭間で
暑い暑いと何度書いても涼しくなるわけではないけど・・。
蝉が憎い!!いや、やつあたりしてもしょうがないか・・。 前回の日記で書いた法人のネットバンキングは無事に解約。 その際に、こういう風にならんと使えないねと言う意見はしっかりと言わせていただいた。 担当の人は、今度本部への転勤が決まったのでしっかり伝えておきますとの事。 へ??転勤するの?まだ担当になって1年じゃん? 聞くところによると銀行と言うところは不祥事を避けるために、同じところを3年続けて担当にはならないと言うことだが、最低2年は行くと言うことだったが。 どうも彼の場合(と、言っても僕よりわずかに年上だけど)本部へ栄転と言うことではないらしい。 何年か前に大きな病気をして1ヶ月以上入院した事があった。 その後、医師からお酒の量を制限されて、その銀行は本店が高知にある土地柄からも(お酒の消費量全国3位!ー1人当たりの消費量では断然トップ)、お酒がダメだと仕事にならないらしく、支店長などの出世の道は閉ざされたそうだ。 で、実は最近また違う病気を発症して(これも結構難病)2週間ほど休んだ。 これでー使えないと言うことー決定的になったそうだ。 今度転勤するときには(使えない人たちの)本部預かりと言うことになるかも知れないと聞いていた。しかし、やっと徳島に帰ってきて1年だし子供が受験生なのでもう1年ぐらいは猶予があると思っていた矢先の転勤辞令だったらしい。 言われたのは先週で、最後の勤務は来週の火曜日。 家庭の事情で単身赴任になるとの事だが、現在の官舎を出て妻子の住む家を探すのに奔走してやっと見つかったらしい。そして慌ただしい引っ越しの準備。夏の引っ越しは暑いんだよね。 彼の場合は、ずっと徳島で住もうと家族と決めていたらしいので、もう定年までずっと単身赴任になるらしい。大変だね。 そんなんなら、いっそ銀行なんか辞めて武富士あたりにでも就職したら?と冗談で言ったけど、どうもそんなに甘くはないらしい。 銀行のような恵まれた職場を辞めたと言うことは、その人自身に何か問題があって辞めさせられたのだろうと勘ぐられて、なかなか就職も上手いこといかないらしい。 それに銀行員って色々お金の業務には詳しいけど、何か特別な資格を持っているわけではないし、銀行辞めるとただの人みたいになってしまうとのこと。 いやあ、厳しいところだね。 僕らの医者の世界だったら、転勤は普通2ヶ月ぐらい前に相談の上で決められるのが普通。 どうしても嫌だったら、嫌だと尻を巻くってその病院に就職してしまう(病院の方はその医者が良い医者であれば、いつまでも居て欲しいので、医局と喧嘩してでもその医者を取る事が多い)事もあるし、辞めちゃってもあちこち世間は医者不足の所も多いので就職に困ることはない。 恵まれた世界だとは思う。 そう言えば、休みますと言ってなかったのに、急に休んで別の担当が来たことがあったので、病気かと思ったらそうではなくて、銀行では前触れ無く急に休んで自宅待機と命令があって、その間に抜き打ちで机の中や資料の検査があるのだと言うことだ(別にその人が怪しいからと言うわけではなく)。いや~ん、机の中に滅多なもの置いておけないじゃん。 しかし、ストレスの多そうな職業だね。彼の病気もそういうストレスから来ているんじゃないかなと思う。出世できるのは、そういうストレスに耐えて仕事をしていける人だけなんだろうね。 彼に勧められた投資信託は、今サブプライムのあおりも喰って、ど~~んと値下がりしてしまってたりして(売るに売れない!)言い思い出ばかりじゃないけど、仕事は熱心にして貰ったし、世代が似ているせいもあって、音楽のCDをよく貸してあげたりした。 短い間だったけどお世話になりました。 新しい場所にいっても、体に気をつけて頑張ってください。 いや、そんなに頑張らなくてもいいか・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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