見たまま、感じたまま、思ったまま

僕が住む街は、徳島市でも有数の農村地帯なので、季節毎に患者さんから色々な農産物を頂く。
今年はどうも柿が豊作のようで、ほんまに色んな方から柿を頂いた。
おかげですっかり便秘気味になってしまったけど（柿の渋みの中にはタンニンと言う下痢止めとして使う物質が含まれている）。

ただ困ったこととして、頂く時期が重なってしまうと言うこと。
やはり取り入れ時と言うのがあるのか、同じ野菜を次々に持ってきていただくことが多い。それも皆さん気前よくど～～んと大量なのである。もちろん職員にもお裾分けするのだけど、農家の家の人も居るし、小所帯だから持って帰っていただいてもど～んと減る訳ではない。

柿なんて、保存が利くし、あの売れすぎて柔らかくなってしまったのは僕の好物なので嬉しいぐらいだけど、青菜なんぞ貰うと数日のうちに処理しないとしなびてしまうし、ダメにしたりしてしまうと罪悪感を感じたりして、何で貰ったもので僕が罪悪感を感じないといかんのだろう？と思ったりして。ほうれん草なんぞカゴ一杯（１０束以上入っている）貰った日にゃあ・・茹でて小分けして冷凍するだけでもどっと疲れる。

最近蕪を貰ったので、今日は蕪を使った料理を作ってみた。



蕪は皮を剥き４つに切る。人参、鶏肉と一緒にコンソメスープで煮る。
最後に冷蔵庫に余っていた茹でブロッコリを入れてとろみをつける。
定番はクリーム煮とかだろうけど、こちらの方がカロリーが低いし彩りが良いような気がする。

余った蕪は漬け物に。



スライサーで薄く切って、タップリの塩で揉んで水を絞る。
容器に重ねながら出し昆布や唐辛子を散らして市販のらっきょ酢をぶっかける。
暇な人は三倍酢を作ってみてください。
柚の皮も入れたかったけど、この間貰った柚を配偶者が全部風呂にぶち込んでしまっていたので今回は無し。

でも、唐辛子とゆずって相反するもののような気がするけどどんなんだろう？
かや母さんあたりが詳しいかも知れない。

貰った白菜も１個転がっていたので、中華鍋で豚バラ肉と一緒に炒める。
量が凄いので肉の次は硬い部分→葉の部分と言う具合に順番に、蓋をして蒸し煮にしながら炒める、塩、胡椒、中華味の素で味付けして、最後に溶き卵をぶっかけて終了。
大皿に盛って出したら子供達が取り合いをしていた。





これでもでっかい白菜半タマしか消費出来ず。
今度は白菜の蒸し煮でもやってみようか？（大きな鍋に白菜と豚バラ肉を交互に敷き詰めて蒸し煮にしたのをポン酢を付けて食べる）

ま、こんな風に貰った野菜もある程度消費出来たし、日記も書けた。
まだ大根が３本残ってるけど（この前１日で２本食べたのに・・・）。
大根サラダで１本、ふろふき大根で１本、大根と牛肉のスープあたりか・・。

我が家の在庫を見ながら少しずつくれると嬉しいんだけどなあ・・なんて贅沢言っては罰があたるね。