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カテゴリ:日々の診療の狭間で
久しぶりに仕事の話を書こう。
と、言っても病気の話ではない。 まあ医者のぼやきみたいなものかな。 毎月、月初めは割と暇だ。 これは何故かと言うと、1月、そして来たる5月も月初めは祝日で休み。 患者さんの処方は1ヶ月分なので、それらの日の1ヶ月後、2ヶ月後は慢性疾患の患者さんが減るのよね。 まあ、今日の話と直接関係はない。 そんな暇な月初めの月曜日、診療終了の7時の3分前にリビングへ電話して、ミドリに晩ご飯のカレーを温めておいてくれと電話をする。 そしてあと30秒で7時になろうとすること、電話が鳴る。 以前から時々頭痛や吐き気のある人が、今から来ると。 7時15分頃にやっと来たその患者さんは、週に1回ぐらい頭が痛くてムカムカする事があるとの事。痛みは大体一晩経ったら治っている。一度だけ市販の鎮痛剤を服用したと言う。 まあ頭痛の方は、偏頭痛にも思えるし、肩こりやストレスから頭痛のようにも思える。 どちらにしても、薬を飲まずに一晩寝ると治るんだから、そんなに慌てて病院へ来ずとも良いのにと思う。 「で、数ヶ月前からあった頭痛なのに、今日病院へ来ようと思ったのは、格別今日がひどいから?」と聞いたけどそうじゃないとのこと。 仕事が今日休みなので、今度痛くなったときの為に薬を貰おうと思ったとのこと。 あのなあ、仕事休みだったのなら、わざわざ診療終了間際に来なくても、もっと早い時間に来てくれたら良いのに。 まあ、この時間に来て済みませんと言う訳じゃなく、最近の若い子は変わっとんなあと思った次第。 まあ、こんな事で愚痴言っても始まらないけどね。 医者も未熟な人間なので、やっぱり時間が来ると腰の浮いてしまっている人も居ると思う。 それを未熟とどう責められようか?でも、患者さんだって損してるかも知れないよね。 やっぱり医者に行くときには、緊急でしんどいのは仕方ないけど、そうじゃない時には時間と気持ちに余裕を持って行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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