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カテゴリ:読書、映画、テレビなどのこと
今日は久しぶりに映画を見てきました。
「徳島で見れない映画を見る会」と言うのに、もう十年以上入会しているのは前に書きましたが、その例会と言うのが月に1回あります。 今徳島には、シネコンがあるぐらいで大手の映画は配給されますが、ちょっと通好みの映画は、あちこちで賞を取ったような映画でも上映される事は無いです。だから去年か音年のカンヌで賞を取ったもがみの森(だったっけ?)もこの会での上映でした。 でも、いつも忙しかったりしてなかなか例会に行けない。最近は日曜日が多いけど、家族残して一人だけで行くのもちょっと気が引けて・・と言う事だったのですが、昨日案内の封筒を開けてみてみたらちょうど開催は翌日。 家族の予定は何も無いし、昼前に出て行く配偶者が昼過ぎに帰ってくるので、4時前からの上映に間に合うじゃんと言う事で急遽の出撃になりました。 まあ、もともと僕と配偶者の好みは少し違っていて、彼女は拳銃がバンバン鳴って、爆弾が炸裂して、血や首が飛んで、それでも主人公は絶対に死なないと言うような映画が好きなんですけど、僕はどっちかと言えば人間が主人公で、しみじみと胸に迫るような映画が好きです。 今までに印象に残ってる映画’と言えば、「ソフィーの選択」「戦場のピアニスト」「ショーシャンクの空に」「アイアム・サム」「祭りの準備」「竜二」う~ん、他にもたくさんあるけど、映画を見なくなると忘れてくるんだよね。 で、今日見た映画はディア・ドクター 結構話題になったので、見た人も多いのでは? 医療関係の映画と言うのは、結構身近な事が多いので、ある意味作り物臭さが見えるんだけど、この映画はなかなかそういう意味では良かった。鶴瓶が医者?瑛太が医者?井川遥が医者?なんて言い出すとキリがないけど、皆さん良い味を出していました。井川遥って色っぽいですね。惚れちゃいました。 あらすじに関しては、あまり書くとネタバレになるけど、ニセ医者として無医村にやってきた鶴瓶は、それなりに一生懸命に勉強し、村人に向き合うことによって彼らの信頼を得て居たが、ある一つの嘘をきっかけに心理的にじわじわと追い詰められるようになり、とうとう白衣を脱ぎ捨てて村を飛び出して行った。ニセ医者として彼を追う警察が、彼の周囲にいた人たちから彼の診療ぶりを聞き出して行く形でエピソードが綴られていく・・。 医者の居ない無医村の現実、患者自身と向き合おうとしない現在の都会の医者に対してのアンチテーゼなど、色々な問題を含んでいるけど、結局この映画のテーマは何だろう?嘘から出た真実・・それは偽物か?って事なのかな? そして、人は何かになって誰かと関わり合いながら生きていかないといけない・・そんな事を考える映画だった。 前田有一の超映画批評でこの映画が語られています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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