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カテゴリ:祝春一番
毎年4日間の春一番、昨年より前夜祭みたいなのがあったが、今年からそれが事実上メインのプログラムになり、実質4日半のプログラムになった。
3日の11時ちょっと前、緑地公園の門をくぐり音楽堂をめざすと、既に入場を待つ長蛇の列。 11時開演開場なんだけど、10時半開場でも良いのになあといつも思う。 トップバッターの人は落ち着かないでしょう。 まあ、出演者や曲目などは幻泉館さんがアップしてくれると思うのでそういうのはおいといて、大まかな印象や心に残ったミュージシャンを中心に書いてみたいと思う。 去年は天候が悪く、寒さに悩まされたが、今年は例年のごとく晴天で、5月の直射日光と紫外線をまともに浴びて、客席はトースター状態だった。 帽子、首にタオル、サングラス、長袖長ズボン、そしてUVパーカーを着て日焼け止めを塗りたくっても、ホテルに帰って裸になってみたら、服の上からもほんわかと日焼けをしていた。 でも、夕方になって日が暮れると、緑地からの冷たい風が吹いてきて今度は寒かったですけどね。 2時頃に登場した勇造さんは勇造バンドのギターとハモニカ、そして特別メンバーの島田さん(元憂歌団)のドラムス、藤井裕さんのベースでの特別バンドでの登場。8月のフジロック出演の準備か??と思ってしまう。 裕さんと一緒にデュエットした「老いてこそロック」は良かったなあ。 一昨年は高田渡、昨年は忌野清志郎と直前の訃報に対してトリビュート的な要素が強かったが、今年はさわだとしきさんが亡くなったと。 ミュージシャンではないが、大塚まさじさんはじめ、多くのミュージシャンのレコードジャケットを手がけた人だ。 大塚さんの「アイノウタ」のジャケットは傑作なんだよね。 そのさわだとしきさんの描いた旗を後ろに歌う大塚まさじ。 さらっと「これはさわだ君の絵だよ」と言うだけ。 でも気持ちは伝わってきたなあ。 そしてラストはゲストボーカルに金子マリ姉さんを迎えた渋谷毅オーケストラ。 マリさんの歌はいつもながら素敵だったけど、やっぱりハルイチのトリがジャズバンドってのはなんかしっくり来ない。 勇造さんの後に出てきたこの人は、確か昨年だったか一昨年だったかにトリを努めたはずだ。 派手なテクニックでギターを聞かす訳でもない、ビジュアルもない、パフォーマンスも無い。 でも、淡々と歌が染みいってくる。こういうのが歌の力、言葉の力だと思う。 僕より一回り以上年下だけど、また1度当院のライブにでも呼びたい人だ。 昨年のハルイチのYouTubeから紹介しよう。 良元優作「かえり道」 聞き終わった後に、心の中に静かな余韻が残るんよ。 風は冷たかったけど、暖かい気持ちで会場を後にした。 夜は鶴橋の韓国料理屋さんでサムゲタンを食べてほっこり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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