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カテゴリ:パグの居る風景
最近自分のフリーの時間帯の夕暮れ時、トミを連れて散歩に出かける事が多い。
と、言うのも好きなものを好きなだけ食べて、人間様が食べるロールケーキやらフィッシュカツやら雑炊など大好きなトミがどんどん太ってしまって、その上子どもが誰も散歩に連れて行かないので、肥満体をもてあましたトミは1日の3分の2ぐらいずっと床暖の上で鼾をかいて寝て居る、そんなぐうたら状態であり、このままぽっくり死んでくれたらいいけど介護の必要な身になったら困ると言うので、トミのメタボ解消に乗り出したのである。 まあ、理屈は色々言うけど、この四つ足がちょいと不憫になったのさ。 最初のうちは止まったり歩いたりの繰り返しだったけど、最近は大分慣れてきて、丁度僕がウオーキングの早歩きをするぐらいのスピードで小走りに歩くようになった。 こいつもまんざら馬鹿で無いらしく、道路の上のグレージングやマンホールのところは、さりげなくちゃんと避けて歩いている。道路全体にグレージングが横切っているような時には、お尻を引いて尻込みするので、靴で尻を蹴ってやるとようやくこわごわ歩くのである。 ちゃんと野生の本能が備わっているのね。 いつも小さなスコップを持って歩いている。 トミがウンチをしそうになると分かるので、すかさず尻の下に差し込んでスコップでウンチを受ける。 うちらのウオーキングコースには、至る所に溝や川があるので、そこへポイしたらオワリで綺麗なもんだ。 犬って散歩中に必ずウンチするんだよねえ。 今日はトミと一緒に50分ほど近所を歩いて帰った。 国道沿いを歩いていると、道行く車や信号待ちの車から、痛いような視線を感じることが結構ある。 どうせ、「この変な犬は何?」みたいな視線だろうと思うのだが、単純に考えると、変な犬と一緒にいるので、相対的に僕の価値は上がるはずで、犬は変だけど連れている人は素敵・・となると思うんだが、どうもそういう風ではない。 トミと一緒にいるだけで一括りにされて、この変な犬とオヤジは何?ってなっいるんじゃないかと思う。 これがパグで無くて、ベアデッドコリーとか、フラットコーティッドリトリーバーだったりすると、この素敵なお犬様を連れている素敵な紳士は誰?って事になるのかと思うと、なんだか悔しい気がする。 親の心子知らず。 散歩から帰ってきたら、トミは相変わらず床暖の上でタレパンダのような格好で寝て居る。 頭をなでてやろうとしたら、さりげなく後ずさりしたりすんのよ。 なんか損したような秋の夕暮れ。 では、ご飯の準備でもしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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