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カテゴリ:日々の診療の狭間で
今日はカズの個人面談だった。
予定より10分遅れて始まった面談は3分ぐらいで終わったらしい。 学業も友人関係も問題ございませんと言うことだ。 先生・・触らぬ神にたたり無しで深い話を避けたんじゃないだろうなあ。 配偶者も拍子抜けだったらしい。 遅れていた面談の、時間調整うまくも出来たことでしょう。 カズは給食の当番の時なども、とってもてきぱきと動けているそうで、「家でもよくお手伝いをしてるのでしょうか?」と聞かれた。 配偶者が「家では兄ちゃんや姉ちゃんのパシリとして散々使われていて、召使いと言われています。」 「ちなみに、めしつかいと言う字をどんな字を書く?と中1の姉ちゃんに尋ねたら、「飯使い」と答えました。」 そんな話をすると大受けだったらしい。 今日は職員にボーナスを支給する日でもあった。 誰も僕にはボーナスをくれないのが不満であるが、まあ仕方ない。 もちろん振り込みなので、明細を渡すだけの素っ気ないものだが、毎回明細と一緒にお手紙を入れて渡している。 今日のはこんな感じね。 職員の皆様へ 今年もあと少しとなりました。 また無事に賞与が出せることを嬉しく思います。 開業して14年目に入り、医者も職員も建物も年をとりました。 これから年々と、肉体的には衰えも出てくるでしょうが、それを上回る経験、勘、知識などが備わってきているものと思うし、そうなるよう努力する必要があると思います。 酒に例えると、新酒ではないけれど、熟成された古酒のような味わいが無ければならない、そうあって欲しいと思います。 毎年同じような事を言いますが、常に患者さんの立場になって、周りに目を配り、気を配り、心を配る必要があります。 決して「慣れ」や「流し」で仕事をしてはなりません。 常に、快適に仕事が出来る術はないか考え、こうした方が良いと言う事があれば遠慮無く進言してください。 また、常に情報に耳を向け、新しい知識を習得する意欲も必要です。 これからも、枯れることなく、瑞々しく熟成した職業人になるようお互いに努力を重ねていきましょう。 こんな風に今年も暮れつつある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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