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カテゴリ:日々の診療の狭間で
例年の事だが、冬の感染症には順番がある。
夏の名残のマイコプラズマ肺炎があり、感染性胃腸炎が流行、そして乳幼児の間でRSウイルス感染症が流行、その後でインフルエンザが流行り出すと言う順番だ。 今年は少ないなあと思っていても、年末年始を挟むと人の移動があるせいで、患者さんが増えて来る。 今年もそうだ。 12月は胃腸炎の患者さんが殆どだったけど、昨日の夜に当院での今シーズン初めてのフルの患者さんが出た。 でも、その人は地元の人ではなくて、神戸から単身赴任できていて、正月神戸に帰り、徳島に帰ってきたとたんに発熱したそうだ。正月には人の多いところへ色々出かけたと言う。(ついでに言うなら某製薬メーカーのMRさんだった) 今日、午前中に3人出たと思ったら午後にもパラパラ。 今日1日で5人の患者さんが出た。検査で出なかったけど疑わしい人も数人。 これからはねずみ算的に増えてくると思う。 折しも寒くなる季節。当地では恵比寿さんの頃、センター試験の頃は一番寒い。 ウイルスが喜ぶ季節である。 皆さんご用心あれ。 あ・・・うがいでもしとこうっと。 追加 なんか僕が病気の発生状況を報告してるのって、アオエさんが降雪状態を報告してるのに似てるね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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