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カテゴリ:祝春一番
連休は、例年のようにバレーの試合→緑地公園の祝春一番と言うコースだった。
今年のハルイチは天気が今ひとつで、初日の3日は台風のような雨、僕らが行った4日は雨が降ったり日が照ったりの天気で、翌日の5日は強烈に暑い日だった。 普段ごひいきのミュージシャン達が、3日とか6日に多く出演していたが、そこはハルイチ。 始めて見て強烈な印象を残したバンド、前にはあまり感じなかったけど、心をわしづかみにされた人、改めて見直した人など、歌の力を感じた2日間だった。 4日 この日は曽我部恵一バンドが良かった。日本一のツアーバンドの称号?に恥じない演奏力。 言葉が多いけど、きちんと言葉が心に響く歌詞作り、そして美しいメロディーに体が揺れるリズム。 バンドに必要なファクターが全部詰まっている。 お昼なのにアンコールがあったもんなあ。 沢知恵さん。 前にCDで聞いた時にはピンと来なかったけど、今年のライブは良かった。 「こころ」って歌が効いたなあ。 ソロでへそステージに登った遠藤ミチロウ。 還暦を過ぎたと思えない歌と叫びのパワー。 言葉が胸に突き刺さる。単調なリズムを刻むだけのギターが言葉を浮き立たせる。 ボブディランの「天国への扉」のカバーが、完全に彼のオリジナルだ。 続いて後に出演した人が同じボブディランの歌を歌ったけど、単なる上手なカバーになっていたのと対照的だった。 5日 最初の方に出た宮里ひろしのおっちゃん。 いつもは朴訥とした平和な歌を歌うだけだが、今回はラストでらもさんの「いいんだぜ」を歌った。 放送禁止のこの歌詞を、ちゃんと最後まで力強く歌ったおっちゃんに脱帽。 良元優作はいつものアコギからセミアコに持ち替えて、ひとつひとつの音を大事にしながら歌っていた。 新曲が多かったように思う。もっと沢山曲を聴きたかったな。 後で出て来たのが、酔っぱらいの親父のガなり声みたいだったので、よけいにそう思った。 友部正人はいつものように力強く誠実に歌う。やはり彼の言葉は鋭い、 単調だがギターも力強い。 そして三宅伸治。 前に聞いた時には、清志郎のカバーばかりを歌っていて(まあ、バンドのバンマスだったので当然かも知れないが)、単に声が高くでかく、ギターがうまいお兄ちゃんと言う感じだったけど、今日はオリジナル曲でボーカルがでかいギターの音量にもまけず力強く、ステージにソウルを感じた。 力技で無理矢理ねじ伏せられた感じ。参りました。 彼の歌って、スローなバラードが無いなあと思っていたら、会場で買って帰ったチャリティーCD(500円以上だったらいくらでも構わないと言う値段設定)の「生きよう」がとっても素晴らしいバラードだった。 会場で歌った「たたえる歌」も素敵だった。 今年は一番この人に参りました。 九州から来た平田達彦。 しわがれたけど鍛えられた声、シンプルだけどメロディーを生かしたギター。 ひとつひとと心に入って来る言葉だった。 はい、CD買わせていただきました。 そして最後は木村のおっちゃん。 この人もお決まりの歌、お決まりのコースなんだけど、それでもやっぱり体が動き、一緒に歌ってしまい、最後は叫んでしまう。 「ココロは丸ハダカ!」って良い歌やなあ。 良い歌には力がある。 そう感じた2日間。 5枚のCDをお土産に家に帰ってきました。 ココロはほくほくです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.12 17:47:21
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