その時歴史が動いた 母の灯火
石井筆子の生涯の回鹿鳴館の花と歌われたという才色兼備の女性が結婚後2人の知的障害を持つ女児を授かり夫とは死別してしまうその後紆余曲折を経て障害児教育の礎を築くのだけれどこういう人の人生を知るにつけ、運命というのがあると思ってしまう不自由のない暮らしと美貌を重ね持った意思の強い女性に生まれた子供が普通の健常児だったなら日本においての知的障害児の教育という道はずいぶんと遅れただろうと思えるからだ私は何も具体的に信心してないけれどこの人はある意味選ばれてしまったのではと思えてしまうし、その選ばれた道を全うする力と他人がついてくる魅力や行動があったのだろうと、、いや、私のような凡人ではないからこそ選ばれてしまったのかなと番組の最後に自分より早く亡くなった子供の墓石の後ろの詩に筆子親子の偏見や苦労がにじみ出ていて震えるほどの感銘を受けた鳩、足止めるところなく 舟に戻る