外からの評価
ある日、ポストを覗くと、A5サイズの封筒が入っていました。 どこからだろう?? 宛先を見ると、“講談社フェーマススクール”とありました。 それを見て思い出しました。 三月頃、この会社の主催するイラストコンテストに応募していたのを。 開けて中を見ると、スケッチブックが一冊と、『あなたの作品が「花のイラストコンテスト」で、入選いたしました』 というお知らせが。 え?え?え? 入選~!? うそっ! あの絵がぁぁ!!?? ほんとに信じられませんでした。 送った後にホームページで過去の受賞作を見てみたら…そのレベルの高さに驚いてしまい、 だめだこりゃあ と、自分自身の中で、応募した事実を記憶から消し去っていたのでした…。 そっかあ…あの絵がねえ…うーん、しみじみ幸せだ。 と、プリントアウトして手元に残っていた絵を引っ張り出し、眺めて、何とも言えない幸せな気持ちに浸っていました。 この一報がもたらしてくれた幸せは、一言で言えば、『外からの評価』だったと思います。 専業主婦として、来る日も来る日も家事と育児と、幼稚園の役員の仕事。 慌しく時間を費やしているだけの私の、本当に私自身に対する評価でした。 これまで、好きで好きで書いてきた絵。 自己満足の追求のため、ひたすら書き続けてきた絵。 うまく描ければ、それで充分だった。 それが、いつの間にかここまで来ていたんだ。そう思っていいんだ。 誰に言おうかなと思いましたが、とりあえず実母と妹にメール。 そして、ここに。 これが、その絵です。ここをクリックすると、大きな画像とオマケの画像をご覧頂けます。