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カテゴリ:身辺雑記
3連休の初日に京都へ出かけました。
京都までの、所要時間は車で2時間半くらいです。現在、高速道路が完成間近で、完成すると、家から1時間になるようです。 080115 009 posted by (C)vmama 京都の鞍馬山のケーブルカーに乗り、上っていく先を車内から写しました。 かなりな急斜面を直線で動くケーブルです。 このケーブルに乗っている時間は3分ほどなのですが、その時にアナウンスされる話がけっこう面白く、毎年一月にお参りに来るようになりました。もう、10年以上になります。 080115 010 posted by (C)vmama ケーブルカーを降りてからの上り道です。 昼なお暗き さすがの 山道・・・運動不足がたたります。 深く、深く 深呼吸をして、よし!! と掛け声をかけて、歩きました。 080115 014 posted by (C)vmama 上りつめると、最後の難所のように、石段が続きます。 あと、もう一息です。 080115 015 posted by (C)vmama 080115 016 posted by (C)vmama 本堂のある地点から周囲のお山を見渡すと、かなりの高さに位置しているなあと、いつも思います。 ご存知、牛若丸が預けられ、修行をしたお寺なわけで、1月の寒さは心身が凛とする感じです。 寒いのだけど、ここまで上ってくる間に 私は汗をかき、身体中がポッカポカです。 コートを脱いで、本堂に上がり、ご祈祷していただくのです。お経があがっている間に汗はすっかり落ち着き、しんしんと寒さが・・・ さわやかな気持ちになるのは、これいかに!! 本殿の中は、ろうそくの灯りと、わずかな外光だけで、きれいに写真はとれません。 この鞍馬寺は、正式には、「鞍馬弘教総本山」と言います。 宝亀元年(770年)鑑真の高弟である鑑禎が、毘沙門天を安置。 延暦15年(796年)造東寺長官 藤原伊勢人が、千手観音をまつり、同情を建立。 1947年 鞍馬弘教総本山となる。 1949年 天台宗から独立。 現在に至る。 これがこのお寺の簡単な歴史です。 本尊は 毘沙門天・千手観音・護法魔王尊 の3身。 この、3身をまとめて 尊天 とよんでいます。 毘沙門天・・・光・太陽 千手観音・・・愛・月輪 護法魔王・・・力・大地(地球)この3身まとめた「尊天」とは、すべての生命を生かし存在させる宇宙エネルギーのことである、と説明されています。 この 尊天さま 「宇宙エネルギー」のことを、お山の森の木々や動物のことにからめての話が、上り下りするケーブルカーの車内でアナウンスされるのです。 いかにも、今日的な話に聞こえ、「もっともね」と思ってしまえる不思議なお寺です。 それなのに、運動不足の私は、本殿に座って祈祷を待つ間、並んでいるお供物の一升瓶や、果物を見て、「これを、運んで歩いてくるって、すごく大変そう・・・・」なんて、思っていました。 さらに、帰り道はだいぶ下ってから、お山を見上げて、「宅配便やさんは、台車で運ぶのだろうか・・・郵便配達の人たちは、毎日ここを、上り下りするのだろうか、新聞は・・・????」とかとか、思ってしまったのです。(すみません、尊天さま・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 15, 2008 04:56:56 PM
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