|
テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:アジアな人々
そろそろ梅雨が上がったかな。。。
山笠の追い山が終わったので・・・ 何となく夏本番!という感じが漂う福岡です。 雨も上がりましたよ。 今週一週間は、良いお天気が続くそうです。 マンションの壁の補修も何となく終わりを迎えたようで 足場の解体が始まりました。 やっと!!やっと!!ベランダに洗濯物が干せます!! あ~~~長かったです~。 本日も暑いですよ。 ←本日の装いは・・・コチラ。 ジーンズにあわせても・・・白いパンツでも・・・ ボトムはあまり選びません。 他の色柄もございます。 詳しくはJasmine.HPをご覧下さい。 さて・・・今朝、出勤したら・・・ Jasmine.が入っているビルの階段に、火がついたままのタバコが落ちておりました。 危ないよ~~~~。 何度か、投げ捨てている人を見かけて・・・ 「危ないから、灰皿に捨ててね~。」と声をかけたことはあるんでございますが・・・ 一向に減りませぬ。。。 ゴミはゴミ箱に捨てましょう~。 な~~んてこと以前に・・・火のついたタバコは、火を消してから捨てましょう。。。 (しかも・・・建物内ですよ???) ふうむ。 私はゴミをポイポイその辺に捨てる人が嫌いです。 昔、ちょっと良いなと思っていた男性と車に乗っていて・・・ タバコのパッケージに付いているセロファンを窓からポイっとされたことがあり・・・もう一気に熱は冷めましたヨ。 そんな人の車に限って・・・中も外もピカピカだったりするのよね。 車内の灰皿も綺麗だったりして。。。 あ~~~イヤだ。 でもね・・・中国ってところもそうなのですよね。。。 上海は大都市です。 街は行くたびに綺麗になりますし・・・昔は無かったゴミ箱も、町中で容易に見つけることができるようになりました。 でもね。 綺麗な大通りから離れると・・・道はゴミだらけのところもまだたくさんございます。 そりゃそうですよ。 お菓子の袋や・・・果物のカスは・・・道バタにポイ!ですものね~。 もちろんタバコもね。 私が仕入れに行くビルなどでは・・・店員が食事をした後のパックや果物の皮などを 廊下に投げているところも良くみかけます。 廊下ですよ???客が一杯歩いているところです。 要は・・・自分の店が綺麗な状態であれば良いってことでしょうか? その道や廊下に溢れたゴミを清掃する人はちゃんといます。 多分、地方から出稼ぎに来たような人達でしょう。 大きな竹箒のようなもので、掃きあつめている姿をちょくちょく目にします。 腹が立つのは・・・そのゴミを掃き集めているそばから・・・また誰かがゴミをポイ!と投げ捨てること。。。 結構よく見かける光景なんです。意地悪だな~~って思います。 いやね。 捨てるンなら・・・そのゴミを集めて山になっているところに投げ入れればいいじゃないか!! 何で・・・わざわざ綺麗になったところにゴミを捨てるのだ!! なんだかそんな気になりますよ。 ある日、仕入れの途中でお腹が空いたので、仕入れの市場近くの食堂街へと参りました。 一緒だったのは、ハン。 ハンは、以前に私の通訳をやってくれていた地方出身の女の子です。 何を食べようか。。。 しかし調度お昼時だったので、どの店もイッパイ。 まあ・・・それほど腹ぺこな訳でもないので・・・道ばたで売っていた山東煎餅を食べる事に致しました。 山東煎餅というのは・・・なんというのか・・・お好み焼きの遠い親戚みたいなもんですよ。(←いい加減な説明。笑) 山東煎餅ココに画像あります。 結構大きいので、ハンと半分こ。 切り分けて貰って、例のうす~~い中国のビニル袋のそれぞれ入れて貰いました。 中国人は、歩きながら食べるのが得意!!!笑。 ハンは歩きながらパクパクと山東煎餅を頬張っておられます。 が・・・ジャスミン・・・「○○しながら・・・○○する。」というのが本当に出来ないのでございますよ。 歩きながら・・・メールとか。 音楽聞きながら・・・テスト勉強とか。 走りながら・・・電話とか。? 泳ぎながら・・・歌うとか。?? 眠りながら・・・学習とか。??? もたもたと歩きながら・・・山東煎餅を口に運ぶと・・・足が止まる。 ハンはどんどん先へ行ってしまう。。。 とうとう「ちょ・・・ちょっと・・・立ち止まって道の端っこで食べよう!」と提案です。 私たちは、あまり綺麗とは言えない建物の壁際でもそもそとソレを食べ始めました。 すると・・・調度その目の前。 その目の前に、ゴミをかき集める老婦の姿がございました。 それを見てハンってば・・・ 「あのヒトは、マズシイです。ああいうコトは、貧しい人の仕事デス。」と指を指す。 悪気はなく・・・ただ私に教えようとしたのでしょうが・・・それってあんまりじゃ。。。 私は「そう・・」とだけ答え、もそもそと山東煎餅を食べ続けました。 先に食べ終わったハンは、鼻歌なんぞを歌いながら私が食べ終わるのを待っています。 私がやっとの思いで食べ終わると・・・ 私の手に残った空のビニール袋に手を伸ばし・・・「ステル」と言う。 「捨てると言ってもゴミ箱は見あたらないし・・・あとで捨てよう」と言いかけると・・・ 彼女・・・先ほど掃除婦がゴミを掃き清めたばかりの場所に・・・ポイっと投げ捨てたのです。 細い細い身体の年老いた掃除婦は、道を掃き清めながら2メートル先まで進んでおります。 「ハ・・・ハン!ダメです!道にゴミを捨てるはダメ!」と思わず声が大きくなるジャスミン。。。 するとハンは笑っていいました。「イインデス。捨ててイイの。お姉しゃん知らないの?」 「だ!!だめ!みんなが捨てるから、道がこんなに汚くなるんだよ~。 ハンだって『中国は街が不潔だからハズカシい』って言ってたじゃない。 それにさっき、おばあちゃんが掃除してくれたばっかりでしょ??」 私が、ハンの捨てたビニル袋を拾い上げながらそう言うと・・・ 彼女は不思議そうな顔をして言ったのです。 「ダッテ・・・アアイウ人の仕事。ダカラ良い。」 う~~~~~~む。。。 私はその時、彼女に何と言ったか・・・それは覚えておりません。 でもね・・・何だか複雑な気持ちになったのは覚えております。 「ダッテ・・・ああいう人の仕事。ダカラ良い。」そう言った彼女の口調にあの掃除婦を蔑むような・・・そんなニュアンスを感じてしまったから。 ハンは心の優しい子です。 あまり人のことを悪く言ったりするのを聞いた事がなかったので、それは私の中で大変な違和感となって残ったのかもしれません。 あとで聞いた話なのですが・・・掃除夫やゴミを集める仕事というのは、 中国人が一番やりたがらない仕事なのだそうです。 そんな仕事をするくらいなら、無職の方がマシ!とさえいう人がいて・・・ その仕事をしている地方出身の貧しい人々は蔑みの対象になるのだとか。 キレイゴトに聞こえるかもしれませんが。。。 そんな意識が無くならない限り・・・中国の街からゴミが無くなることはないんじゃないかしらん? な~~んて思ったりして。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アジアな人々] カテゴリの最新記事
|