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カテゴリ:タイの旅
ところで・・・リゾートホテルから次に移ったホテルは・・・インペリアルメイ○ンホテル。 あのテレサテンが亡くなったホテルですよ。 死亡原因は諸説ありますが・・・本当のことは謎のままのようです。 目元涼やかな、美しい方でしたね。 ちょっと早すぎる死でしたが、その死が彼女を伝説にしたことは間違いないようです。 そのメイ○ンホテル。そのホテルは・・・安くはないホテルでございます。 が・・・ジャスミンはお安く泊まりました。 「日本の旅行社を通さず直接予約したの?」と訊ねられますが・・・ いつもならそうするんですが・・・今回は旅行社を通しました。 それも・・・現地の旅行社。 その旅行社は現地の日本人が利用する日本人経営のソレらしいのですがね・・・ その旅行社を通して予約すると・・・本当に安くなります!びっくり! びびびの貧乏な私でも泊まれるわけ。笑。 飛行場に迎えに来て・・・ホテルに送り・・・帰りはホテルから飛行場まで送ってくれるというサービス付きです。 今回私たちは、空港にはリゾートホテルの迎えが来てくれていたので、出迎えは頼まなかったですが 帰りは、ホテルから空港まで送ってくれることになっていたのです。 担当の日本人Nさんが。 しかしこのNさん・・・くせ者でしたわ!詳しくは後の日記で♪ メイ○ンホテルはなかなか立地の良い場所に建っています。 チェンマイ名物「ナイトバザール」まで歩いて5分っていう場所。 ナイトバザールというのは・・・読んで字のごとく・・・夜に開かれるマーケットです。 雑貨や民芸品衣料品などの、観光客向け夜市ってとこでしょうか? 色々な人に「お店をやっているんなら、チェンマイのナイトバザールは行った方がいいよ!」と言われていたので 夜、行ってみることに致しました。 ホテルをてくてくと歩くと・・・そこはもう露天立ち並ぶマーケット! 雑貨やアクセサリー、小さい家具など色々売っております。 ふ~~~ん。と見て歩くも・・・ Jasmine.に置きたい商品はあまり無い・・・・のです。 いや。素敵な商品はたくさんございます。 しかし・・・どれもこれも・・・どっかで見たことがあるような品ばかり。 しかも民族色が強い民芸品なんかが多いのですよ。 「う~~~~ん。。。うちの商品じゃないよね~~~~。」 1時間ほどブラブラしましたが・・・あまり収穫無し。 しかもどの店の商品も似たり寄ったりな上・・・安くない!!! しょうがないでしょうね。観光市場ですから。。。 中国で売っているバッグと同じバッグが置いてある店があったので・・・ちょっと訊ねてみましたよ。 「いくら?」 「○○○バーツよ♪素敵でしょ?」 ・・・。小売りで売っている金額は・・・日本のうちの店とほぼ変わらない金額じゃんか~~~。 たくさん買えば安くなるんでしょうけども・・・う~~む。 でも楽しかったです。 のんびり見学して、冷やかして・・・途中スタバでお茶してホテルへ帰ることに致しました。 帰り道・・・私たちの前を子供が一列に並んで歩いています。 背丈は・・・そうね・・・小学校3~4年生くらい?着ている服は、山岳民族の服です。 頭にバッグをひっかけるようにして背に荷をしょっています。 バザールには、少数民族も自分たちが作った刺繍の布や、雑貨などを直接売りに来ておりました。 どうやら彼女らはその帰りのようです。 一列に並んでシャキシャキ歩きます。 方向が同じなので、ジャスミンとママンもその行進に加わります。 シャキシャキシャキシャキ・・・・ そして誰かがつけた小さな鈴の音が・・・ チリチリチリチリ・・・ すると一番後ろの子が、背中の荷物に手を伸ばし・・・キセルを取り出すと・・・すぱすぱとタバコをふかしはじめたのですよ。 「子供が?」と思っていると・・・ 行進に加わった私たちに気が付いたのか・・・キセルを持った子供が振り返りました。 !!子供だと思っていたのは・・・おばあさん。 いや・・・おばあさんもおばさんも居ますが・・・全てオトナ。 背が小さい民族なんですね。 色鮮やかな素敵な衣装を着た、魅力的なその老婆は・・・キセルでタバコをふかしながら私たちにニコリと笑いかけました。 そして・・・「ハロー!おじょうちゃん!」 綺麗ではないけど上手な英語で話しかけて来たのです。 ・・・。お嬢ちゃんか~。私はともかく・・・ママンも~~~???笑。 しかし老婆から見たらば、50代半ばのママンだってお嬢ちゃんなのかも。うふふ。 「ハロー。」ジャスミンも答えます。 子供だと思っていた人物が、意外にも年寄りだったことと・・・ もしかして・・・何か商売をはじめられたら・・・断り切れないな~~という思いであまり親しく口をきかずにいたジャスミン。 親しくして・・・気にあるそぶりを見せて何も買わないなんて可哀想・・・という思いもあります。 ところが・・・ママン。 「あら~~おばあちゃんだったのね♪ 素敵ですね~その衣装!本当に素敵!見せて下さいよ!」などと彼女の衣装に手を伸ばす。。。 あ~~~~もう!!!ママンってば!!! しかも完全に日本語じゃなかですか・・・。通じるもんか。 でも・・・その老婆は・・・ニコニコと・・・かぐわしい葉たばこの煙を吐きながら 「いいよいいよ♪」という風に服の刺繍を見せている。。。 あ~~~何か買わなくちゃいけなくなるじゃんか~~~~。 イヤじゃないですが・・・要らないモノを買ってもね~~。 そんなことを考えるジャスミン。 「綺麗ね~。今からお帰り?山の方に住んでいるのですか?遠い? それともどこかに泊まるのですか???」 ママンは身振り手振りを加えながら老婆に話しかけます。 するとね・・・老婆はニコニコと「今から山に帰るんだ」というようなことをジェスチャーで返してくれました。 ・・・。通じているわよ・・・。スゴイわ。。。ママン。 感心していたその時・・・ママンは道の悪い場所につっかかり・・・すっこけそうになったのです。 しかし幸運にもママンは転ばずに済みました。 ・・・老婆ががっしりとママンの手をつかんでくれたのですよ! そしてね。 「きをつけて!道が悪いからね。」というようなことを英語で言うと(発音が聞き取りにくいの) ホテルにつくまでずっとママンの手をとって・・・歩いてくれたのです。 シャキシャキシャキシャキ・・・・チリチリチリチリ・・・♪ 可愛いおばあちゃんの集団は、途中から歌なぞ歌いながら・・・ シャキシャキチリチリ♪と歩き・・・ ホテルの前に着くと・・・「See you!!!!」と・・・笑いながら手を振ってくれました。 おばあちゃん。私たちを相手に商売ははじめるそぶりもなかったですよ。 なんか変な気遣いしちゃってゴメンナサイ。。。 タバコの煙をぱかぱかとふきながら・・・ 何やら懐かしいメロディラインの歌を口ずさみつつ・・・ シャキシャキと一列に並んで行進していく・・・ 小さな小さな老婆達の背中にそう謝ったジャスミンです。 ママンは隣で「おばあちゃん!おやすみなさ~~~い!!!」と手を振っておいででした。笑。 素敵な出会いでございましたよ。 こうしてチェンマイの第二夜は、可愛い鈴の音が遠ざかるのと共に静かに更けていきました♪ *バンコク→チェンマイの機内食。飛んでいる時間がわずかなので・・・ 軽食ですね。笑。 サンドイッチは美味しかったですよ。クロワッサンサンド。 ついてたミックスジュースは、子供の頃、病院でもらったシロップの風邪薬の味がしました。 懐かしかったけど・・・不味かった~~~。* お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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