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May 14, 2006
カテゴリ：アジアな人々
 眠い・・・。今朝方まで起きてましたわ。 飲んでませんよ？笑。昨夜は。 何となく眠れなかったのでございます。 その上、本日は実家にホームステイに来ていた タイの女の子が帰国する日。 ・・・ということで・・・ 朝も早くから空港へ行って来ましたよ。 福岡空港ってば・・・ スゴイ人でしたわよ～～～～～。 イミグレ前の荷物検査の列が・・・もの凄かったデス。 皆様、どこに行かれるのかしらん？ 羨ましかですね。笑 ←本日のオススメでございます。 人気のミニワンピースの中で・・・ 何故か動きの悪い（←正直。笑）この柄。 ジャスミン・・・か～～な～～り好きなんですが。 風呂敷っぽい柄がいかんかね？笑 そこが素敵なところだと思うけど。 ６０｀ｓぽい感じもありますよね～。 ブルージーンズに合わせても良いですが・・・ 私は白いパンツに合わせたいですな。 「おと～～さん！おか～～～さん！おねえ～～～さん！サヨナラ～～！」 帰って行きましたわ。 実家にホームステイに来ていたタイの女の子、ヌーディちゃん。 ちょうど１ヶ月・・・日本に居たのでございます。 父がなんとな～～く勝手に決めて・・・ホームステイに来ることになった彼女。 （父は何でも突然決める。） 日本語はあまり喋る事が出来ない。 英語は喋りますが、逆に家の両親が全く英語を理解しない。。。 加えて・・・ジャスミン実家は、福岡県のど田舎にございまして・・・ １６才の娘っこがやってきても・・・特に面白いところは何も無い・・・。 退屈するのが関の山なんじゃないかしら。。。 それに１６才の娘っこがたった１人で１ヶ月も外国で暮らして、ホームシックにならないもんか？？？ さまざまな不安を抱きつつ・・・彼女の日本ステイ始まったわけでございます。 しかし、彼女が来る前は、ちょっと心配しすぎて憂鬱そうだったママンも、彼女がやって来てからは毎日賑やかで楽しかったようですよ。 日頃は父と母と無駄に寡黙な弟の３人住まい。 １６才の女子高生が入り込んだら、そりゃ家も明るくなるってものでございます。 ま・・・意志の疎通がなせなかったことも多々あったようですけんども・・・ 「ちょっと英語で言うちゃって！」と私の元に電話がかかってくることもなく、毎日を過ごしておったようですわ。 おかげでホームシックも無く・・・ 毎日楽しかったようで・・・ 彼女・・・ナント１ヶ月で５キロ太ったそうですばい。（食わせすぎじゃ。笑） とても明るくて、物怖じしない彼女。 ジャスミンの実家のあるど田舎でも人気者になったそうですわ。笑 だって・・・道ばたで見かける人、見かける人に・・・ 「コンニチハ～～！おげんきデスカ？」と方っ端から声をかける。笑 ええ。誰彼かまわず。。笑。 声をかけられた方は、いきなり見知らぬ・・・しかも外国人に話かけられてかなり度肝を抜かれるようですが しかし人なつこい彼女の笑顔にメロメロになってしまうらしく・・・ 結果・・・ 彼女はご近所のアイドルになったのでございました。。。 ま・・・特に何の事件も起こらぬ「ど田舎」でございますからね・・・物珍しさも手伝ったか。笑 「おい。美幸ちゃん。（←勝手に日本名を命名されとるヌーディ）これ食べなっせ。」と彼女の大好物のチョコレートを毎日差し入れする近所のばあちゃん。 「ぬーでーちゃんは、バナナが好きげなね？？」とバナナの房を下げて現れる近所のおじちゃん。 「タイの～女ん子は～ こげなと食べるじゃか？」と饅頭を差し入れる隣家のおばちゃん。 「ばんぶーベイビーば掘ってきた！！」とタケノコ（＝ばんぶーベイビー。笑）を差し入れする親戚のオヤジ。 「アイスクリームが好きち聞いた！」とクーラーボックス一杯のアイスクリームを抱えて現れた・・・誰それ。。。 物怖じせず・・・そして好き嫌いもせず・・・何でもトライ精神の彼女。 「アリガト～～オジイサン。」 ←誰にでもおじいさんと言う。しかし誰も怒らない。 「アリガト～～オバアサン。」 ←誰にでもオバアサンと言う。おばさんは若干たしなめる。笑 そう言って・・・何でも食べてみる。誰とでも喋ってみる。 良いこっちゃね。 彼女の為にも・・・暇を持て余した年寄りの為にもね。。。 で・・・その結果。 食事の他に・・・毎日・・・そんなカレラと話をしながら・・・ 差し入れのチョコレート１枚・バナナ２本・アイスクリーム２個を平らげていたそうな。 そりゃ・・・日本語能力も成長するでしょうが身体も育つわ。。。 「身体壊さんかち心配したよ～。 無理して食べるこつは無いち言うたのよ。 ばってん・・・『甘いの好き！美味しい！』ち言うて、ほんに美味しそうに食べるもんやけん。」とママン。 さすがに止めましょうよ。チョコレート１枚は。（笑） ジャスミンは両親と別に住んでおりますので彼女の滞在中３回ほどしか会っておりませんの。 彼女が来てすぐと・・・ 滞在半ばで彼女が退屈していた時と・・・ 今日、空港に送って行ったとき・・・。 来てすぐの印象は「華奢な子」だったのに・・・今日見たら別人でございます。笑 １ヶ月に５キロは身体の為にもあまり良いことではなさそうですが・・・ま・・・顔が嬉しそうなのでいいか。笑 「タイのママはあなたを見て、『うちの子じゃない！』って思うかもよ～～」と言ったら笑っておりましたわ。 空港で。 そんな話を笑いながらしていたら・・・ 彼女の笑顔がふいに崩れ・・・ ママンに抱きついて、とうとう泣き出してしまいましたよ。 「ママ・・・アリガト～～～～～。サミシイになる～～～。」 毎日、一緒に居て・・・食事の準備も掃除も洗濯も一緒に話をしながらやったそうです。 私は家を出てたまにしか実家に戻りませんしね。 一緒に台所に立つなんてことずっとしてませんわ。 「言葉が通じなくて大変だわよ～。」と苦笑いしながらも、ママンもすごく楽しかったのでしょうね。 ママンも彼女を抱きしめて泣いておりましたわ。 「オト～～サ～～ン・・・アリガトウゴザイマス～～～。タノシカッタ。スゴク楽しかった～！」 「オネエサ～～ン・・・一緒にタイに行きましょう～～～～。オネエサン。日本のオネエサン！」 交互に抱擁し合うと・・・自然に涙も出てくるというもの。 手荷物検査を通ってイミグレに進む間際まで手を振り合い・・・涙の別れとなったのでございましたわ。笑 タイでは平均的な収入の家庭の娘である彼女に・・・「またおいで。」とは気軽に声をかけられませんでしたが。 いつか彼女の「夢」を実現させて、また再び彼女が日本にやって来る時は「おかえりなさい」と迎えようね・・・そう語り合ったジャスミン家族でございました。 ああ。また海外に一人妹が増えた。笑 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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