|
カテゴリ:映画
何だか。
今日はお天気なのにボンヤリした日だな? 黄砂ちゅう季節でもないのに。 ・・・と思っていたら。 メガネかけるのを忘れていたジャスミンです。 コンタクトを入れた気で居ました。 昨日、一昨日の日記に頂いたコメントに お返事を書くときも・・・ 「なんか頭がぼ~~とするぜい~」と 思っておりましたのよ。 ぼ~~っとしているのは頭ではなく・・・ 視界でございました。 ま・・・見えない訳じゃないんですよ。 そこまで視力が悪いわけじゃないのでね。 しかし・・・いつもメガネでばっちり見えているのに 見えないとなんか調子悪いです。 目が覚めてないような気になりますわ。笑!! 先ほど気が付いてメガネを装着しましたので 今はばっちり見えますよ!!! ←本日の装い。 ノースリーブワンピースでございます。 福岡・・・本日最高気温26度とか。 夏じゃねぇぇぇぇ。 というわけで装いも夏使用。 昨日はお休み。 一昨日は・・・夜に親友と飲み・・・ 朝まで喋ってしまったので・・・ほぼ徹夜でございました。 で・・・徹夜の頭で・・・観てきましたよ。 『嫌われ松子の一生』 山田宗樹の書いた同名小説の映画化です。 原作を読んだ人も多いのではないでしょうか。 3日で読めるテンポの良さなので、映画を見ようと思っている方は読んでみると面白いかも。 原作と映画の良い意味でのギャップが体感できますわ。 話はなんてことはない・・・松子という女性の一生を追っただけのもの。 しかしね。 これが・・・絵に描いたように不幸なお話なんですわ。 映画を見終わった瞬間・・・ ジャスミンは思わず呟いてしまいましたわよ。 「イタイよ…イタすぎるよ…松子…」 アイタタタ・・・でございます。 こりゃ・・・女一人で見に行くと結構なダメージを負いますよ。笑!! 原作もかなりイタかったけれど・・・イタさは映画の方が上かしら。 可愛そうだの・・・ 気の毒だの・・・ 壮絶だの・・・ いろいろご意見はございましょうが。 私の感想は「イタイ」これにつきますわ。 原作をお読みになった方なら「そりゃ~相当暗くて重い映画になっとるだろ?」と お思いになるかもしれませんけども・・・ それがね。 ちっとも暗い映画ではないのです。 歌と踊りと・・・きらびやかな映像と。 原作の暗さはあまり無い。 しかしね・・・明るすぎて・・・イタイ、切ない。 泣きながら笑ってるみたいな映画じゃ。 愛が欲しい。 愛されたい。 ただそれだけの松子なんですわ。 父の愛。 誰かの愛。 それなのに…ホント。 惚れる男惚れる男…ことごとく糞みたいな男ばっかですよ。 太宰に憧れる売れないモノ書きと同棲。 くだらない男の愛人になり。 ヒモまで抱え・・・。 チンピラを愛し。 見ていて・・・ホント・・・「バカな女」。 気の毒でしょうがない。。。 でも幸せなんです。松子。どんな糞男でも。 だってアイシテルと言ってくれるのだから。。。←イタイ・・・。。。。 愛して愛されたい。 ただそれだけなんですよ。(笑) ただそれだけなのに・・・そうはいかない松子の人生。 こう書くと・・・ちょいとお馬鹿さんな気の毒な女の話のようでしょう? 一昔前の昼メロみたいな。 しかし・・・そうはならないのは・・・それが「松子」だからなのですよ。 何と言いますか。 お馬鹿な女なんですが・・・ ただの不幸をしょって不幸に酔う女じゃなかつよ。 タダでは起きないといいますか。 お馬鹿ほど真っ直ぐというか・・・懲りないというか・・・ ノー天気というか・・・すごいんですわ。 だからこそクスリと滑稽で切なくて…ピュアでイタイ。。。 イタイけど『ちょっと羨ましかったり』もするんですわ。 あそこまで、「愛」に執念を燃やし・・・人をど直球で愛せるかしらん? 何も要らない!愛さえあれば!!なんてノー天気な台詞が吐けるかしらん?? (松子の場合・・・ど直球に愛するから男がびびって後ずさりするんだけんどね。笑) 蹴られても・・・ 殴られても・・・ 売られても・・・ 利用されても・・・ それでも・・・「愛」にすがりつき。 捨てられて・・・ 残されて・・・ 「人生終わった」と落ち込みながらも・・・誰かの「愛」を求めずにはいられない松子。 (新たな愛を手に入れたら・・・ 地獄のどん底からすぐにでも天国の花園に駆け上ることが出来る強さを持った女なのですよ。 人ってそれでも生きていく。。。) 中学教師が、ソープ嬢へ。 そして売春婦まがいにまでになり・・・ ヒモを殺して刑務所に入り・・・ それでも「誰か」を愛し続け・・・そして何もかもに裏切られ。 最終的には故郷の川「筑後川」に似た「荒川」の土手で他殺体で発見されるまでの松子の一生。 誰が見ても不幸極まりない人生。 それをキラキラと美しい映像と楽しい音楽で綴っております。 報われない人生を描きつつ・・・後味はなかなかハッピーな不思議な映画です。 ああいう風な人生はまっぴらごめん!!!そう言い切れます。 あんな人生・・・絶対イヤ!!!! でも。 「愛があれば生きていける」なんて台詞ちょっと羨ましい。 ただ「愛」だけを望んで生きる松子は・・・あまりに綺麗で純粋で・・・特に後半は泣きながら笑っていたジャスミンでございました。 泣けますよ。 私は泣いた。 しかし・・・映画・・・濃すぎて途中飽きます。笑 いや飽きるというか疲れるんですわ。 私、途中でトイレ行っちゃいましたモノ。。。 ストーリー云々はどうでも良い映画のような気がします。 松子を見る映画ですよ。 松子役は、ジャスミンが大好きな中谷美紀。 とにかく綺麗です。 どげな顔で現れてもキラキラしております。 キャストは豪華絢爛。 こげなチョイ役で・・・こげな役者使うんだ~~~。。。と思うとこ満載。 (大嫌いな劇団ひとりと中谷美紀のキスシーンで気持ち悪さに声を挙げそうになったジャスミンです。) 冒頭の木村カエラは要らぬよな・・・と思うのは私だけか?笑 何度も見たい映画ではないですが・・・私は個人的に好きな映画でございました。 昭和のニオイがぷんぷん香るのも懐かしかったですわ~♪ 音楽も。 ファッションも♪(←ファッション可愛いですよ~~!!!) 見ていない方・・・オススメします。 今から見る人・・・一人で行くとイタくて悶絶しちゃうかも。笑 ついでに。 映画館・・・ガラガラでした。笑 斜め前に50代のおばはんが2人座っていて・・・自宅のTVタイムなみにくつろいでおられて 本当に迷惑でございました~~~~。。。 「あら~死んじゃったの~?」 「あらら~気の毒に~!」 「もう、また騙されて!!」などと一々合いの手を入れてて・・・迷惑でしたわ。 紙コップ投げつけようかと思った次第。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|