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カテゴリ:30年前の病院事情徒然なるままに
アップデートできない職員
「30年前の病院事情」と題して当時のことを書き綴っていますが、今回は約10年前のこと。 当時一般病棟で勤務していました。その病棟が「リハビリ専門病棟」になりました。 急性期の病状が落ち着いて本人の意欲があり回復が望める方に期限を設けて入院リハビリを 受けていただく病棟です。 それまでは入院時に患者様に2枚程度の用紙に説明とサインをいただいていました。 リハビリ病棟になったら、5枚になりました。説明も20分はかかります。 師長からは「いつまでかかっとるんや、時間かけすぎ!!」ハッパがかかります。 やがて説明文は10枚になりました。そして今では13枚。!! そんな中で、ある会議が開かれました。食事内容をきめ細かくしてほしいと。 給食係の方は「いままでさんざん協力してきたのにまだいうか!」 そこで「気持ちはわかるけれど、実はナースも入院時に5枚程度の説明同意文章が今では 13枚になっています。時代は変化します。」と説明。 しかし受け入れてもらえませんでした。 今まで通りの業務をやっていては、時代の変化に取り残されます。 例えば修理で訪問したとしましょう。その家に行って社名も個人名も名乗らずに、「ちょっとみます」 ずかずかと家に入って来られたらどうですか? しかもその人は50代から60代の人生経験のある方です。 常識を疑います。 アップデートしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 5, 2024 07:52:35 PM
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