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カテゴリ:30年前の病院事情徒然なるままに
あの頃夜間の救急では、外傷とか急な腹痛など明らかな急性期症状を診察するのが救急でした。
目薬をくれ、という患者が来たら眼科へ行って・・・とすげなく断っていた時代があった。 でも今は違う。症状を聞いて例えば緑内障ならばそれにあう点眼薬の名を言ってくれれば 処方している。 そういう状態をみてナースは、「なんでもかんでも診るんですか?時間外ですよ。」 医師は「そういう時代ではないよ。昔のそう私がレジデンスかそれが終わったころの指導医なら あなたの言うとおりにしていたでしょう。患者の命は医師が握っていた、」 でもね。と言う。 今の時代は、緑内障は継続して何年も継続して診ていかなければならない病気。患者さんだって 生活がある、時間外しか来院できないこともある。生活しているんだから。 私たちだってこうやって夜間働いている。夜は家で寝るなんて言う時代はもう終わっている。 病気を説明し毎月受診しなければいけないことも知っていてでもそれができない事情が あるのでしょう。 こうやって夜間にでも受診してくることはあの人なりの精一杯のことなのかも? それを選ぶのはあの方であって私ではない。医療者は説明した。あとはあの方の判断です。 それをとやかく言うのは・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 20, 2024 03:47:51 PM
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