昨日は夫が帰りが遅くなるというので、焼きおにぎりのお茶漬けをしました。

私がこの焼きおにぎりのお茶漬けというものを初めて食べたのが北海道は旭川の居酒屋。

「こんなに洒落ててウマイものがあったのか」
と思ったね。

でも、その後そんなことなどすっかり忘れていたのだが、最近またその焼きおにぎりのお茶漬けに出会ったので、自分でも作ってみたくなってしまったのさ。

旭川で食べたのは、お醤油味の焼きおにぎりにお出汁をかけたもの。

最近食べたのは、おにぎりは単に焼いて焦げ目だけをつけたもので、お出汁にうっすら塩味がついているもの。

う～ん、
どっちにしようか考えたが、私はお醤油味の方がいいな。

おにぎりをにぎって、焼き網の上で焼く。
ひっくり返してお醤油を塗ってまた焼く。

お出汁をかけたときにちょうどいい味になるようにお醤油を塗らなくちゃいけないからねぇ。ただ塗ればいいというものではないのだ。

夕暮れ時に黙々とおにぎりを焼く。
いやいや、こういう作業は実に楽しいですなぁ。
なかなかオツなもんです。

さて、お出汁です。
昆布とおつお節で贅沢に取ったお出汁だよ。

焼きあがったおにぎりにそのお出汁をかけると、
こげたお醤油が溶け出してうっすらと色づくのがエエのう。



私はこれに梅のたたいたのと小ネギを少々かけていただきました。

突き崩しながら食べる焼きおにぎりの香ばしくておいしいこと。

突然登場した焼きおにぎりのお茶漬けに、遅く帰ってきた誰かさんもびっくりだ。

しかしですね、
夜遅くに食事をとるということは体にとってあまり良いことではありません。

かといって、
ハラを空かせて帰ってくるわけだから食べさせないわけにはいかない。

あとは寝るだけだから、消化が良くてカロリーが低いものをと思っているのだけど、何を出すのかが難しいところなんだよ。

まぁ、中には、

「多額の保険をかけて、バターたっぷりの食事を出しますのよ」

という奥様もおられるでしょう。

それもまた良い案かと思われます。