皆様こんにちは。
生活オタクのマリルレロです。

ここのところしばらく、
日中は暑くて、夕方になるとスーッと涼しくなるという、北海道の真夏のような、それそれは気持ちの良いお天気が続いておりました。

こういう天気が続くのは嬉しいのだが、私は主婦。

「この機会を逃す手はあるまい」と、
毎日大物から小物までひたすら何度何度も洗濯ばかりするハメに。

いつだったか思い切ってカーテンを洗ってみたところ、何事もなくきれいに仕上がったので、それに気をよくして今回冬の外套も家の洗濯機でガラガラ洗ってみることに。

さぁ、うまくいくかどうかわからなくて少々ドキドキはするが、こんな時にはあの呪文を唱えて思い切りをつけよう。日刊マリコベを読んで下さっている読者の皆様ならもうおわかりだろう。

「（洗濯物は縮んでも）命までは縮むめぇ。」

おお、何事もなく仕上がったよ。
しかもよく乾いたね。

今日は朝から雨が降っているのだけれど、こういう日は心から休まるねぇ。梅雨を前にビョーキのように洗濯に明け暮れていたので、何だかホッとするような一日だよ。

で、休みの朝にでも食おうかと作ったバナナブレッド。



クルミもアホみたいに入れて、採算度外視バナナブレッドの出来上がりだよ。



明日はどうやって生きようかね。


***

先日、名古屋からの帰り、
品川で新幹線を下車して山手線に乗り換えようとホームへの階段を下りていたところ、突然誰かに肩を叩かれた。

「☆＃◆※◎？！」

一瞬何が起きたのかわからなかったよ。

そこにいたのは夫なんだもん。
家に帰ったらパジャマ姿で私を出迎えてくれるはずの夫だ。

きけば、
家の鍵を持って出るのを忘れて家に入れなかったんだと。

ヤツはたまにこれをやるのだが、
よりによって私が不在の日にやっちまった。

しかも、その日は帰りが早くて自宅の最寄り駅に到着したのが夜の８時。よりによってだ。

「松屋で牛丼でも食べて帰ろうかな～」
なんて脳天気に考えていたところ、鍵がないことに気がついたらしい。

あらかじめ伝えてておいた私の帰宅予定時間は夜11時半ごろ。
でも何時到着の新幹線なのかは教えていなかった。

お酒を飲むのが好きなのであれば飲みながら待つことも可能であったろうが、ヤツは酒が飲めない。

さりとて柴又にはインターネットカフェも漫画喫茶もない。

おまけに本屋にいたってはハナクソ程度の小さなものしかない。

私が携帯電話を持っていたら、何時に到着する新幹線なのか連絡が取れたろう。

しかーし、
私はいまだに携帯電話というものを持ったことがないのだよ。

このことは以前に書いたことがあるけれど、あれから半年以上経ってもまだ持っていません。化石の記録更新中だ。

まず、ヤツは私に仕事をくれた人のところへ電話して何時の新幹線に乗ったかを尋ねたそうだ。その方はその電話でピンと来たらしく、「もしかして鍵ですか？」なーんて言われちゃったらしい。

それから品川駅に移動して、駅構内でカレーを食べ、本屋で立ち読みをしながら新幹線の到着を待ったのだそうだ。

さて、
新幹線の改札口は二つあるのだが、どちらから出てくるかわからない。片方で待っていても出てこないので、ではもう片方の出口から山手線に乗り換えるだろうと確信して、今度は猛ダッシュで山手線のホームへ先回りして私がやってくるのを待っていたんだと。

まー、御苦労な話だよ。

「☆＃◆※◎？！」
と驚いている私を見た同行者などは、

「変な男が因縁つけてる」と思ったのだそうだ。

その晩夫は、「今日はお疲れさんだったねぇ」と私をねぎらってくれたのだが、お疲れだったのは

キミの方だ。

しかし、携帯がなくとも何とかなるものです。
今回もまた何とかなってしまった。

私たちが携帯を持つのは、まだまだ先のことになりそうです。