1週間ほどお休みをいただいておりましたが、皆様の日刊マリコベがまた大量の画像と共に帰ってまいりました。

容量を空けるために昨年度の分はすべて消去しましたが、そちらの方はまた別な手段で「日刊マリコベ　アーカイブス」として再登場いたしますので、今しばらくお待ち下さい。

さて、復活後の一発目はこれ。
珍しいものが手に入ったよ。



フキのようなこれは、ルバーブ。
これは果たして野菜なのか果物なのかは私にはわからないが、食べておいしいことだけは知っているんだ。

昔どこかで、このルバーブのジャムとお菓子を食べたことがあったのだけれど、甘酸っぱいそれはおいしくてね、だから記憶に残っていたんだよ。

このたび生協さんが「ルバーブ入りまへんか？」ときたので
「あら、いただこうじゃないの」と注文したのでした。
生のは初めて見ました。ほんと、フキみたい。



さて、
これらをチョンチョンとちょん切って、



その量の40～50%の量のお砂糖をまぶして



お鍋のフタを閉めて弱火にかけると間もなく



じゅくじゅくと汁が上がってくるんだよ。
水は一滴も使っていません。



その後はフタを取って少しばかり煮詰めていくと、あっという間に柔らかくなって崩れていくんだよ。生のはあんなに硬いのに不思議だねぇ。



これが煮上がったもの。



ジャムにするわけではないのでこのくらいゆるゆるでいいの。味は、あれだけお砂糖を入れたのに甘酸っぱくて丁度よくなっています。よほど酸っぱいのね。

味はりんごだとかプラムを煮たのに似ていると思うな。
甘酸っぱくてクタっとしたこの感じが私は好きなんだよ。

さてそれを



タルトにしてみたよ。

以前旅行中のデザートに、このような素朴なアップルタルトにクリームが添えられてきたことがあったのだけど、何で甘いタルトにクリームを添える必要があるのかと思わず殺意を覚えたのだが、食べてみると、これがうまいのなんの。ほとんど味のない粉の味そのものの素朴なタルト生地に甘酸っぱい中身、そしてそれらと乳の味がする甘くないクリームが合わさると甘酸っぱさがまろやかになって味がふくよかになるんだよ。驚いたね。

それ以来私はすっかりその味のトリコさ。

昨年も旅先で狂ったように食べたんだよ。
食べ過ぎてさ、帰りの飛行機で座席からお尻が抜けなくて、座席ごともらって帰ってきちゃったんだ。秋になって痩せた頃ようやくお尻からポロっと座席が外れて、航空会社に返しにいったんだよ。

というのはウソなんだけど、
どこかで見かけるたびに食べたのは本当。

本日はこちらの本を参考にした



アイルランドの味でした。

明日はモルモット友達が遊びに来るので食わせてみようっと。