気がつけば1年の半分が終わってしまいました。
皆様こんにちは。

メンテナンスのため数日お休みをいただいておりましたが、
過去の日刊マリコベが「帰ってきたマリコベ」としてまた復活いたしました。

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さて、
シリーズ・夏の朝食
5回目の今日は

タラッタラッタラッタ









うさぎのダンス♪



ではなくて、








ラタトゥイユ♪

です。

日本語表記ではラタトゥユと書かれる方も多いのでどう表記すればいいのか迷いましたが、ここではラタトゥイユでまいります。
ちなみにフランス語では　ratatouille　だそうです。

これは、いわば洋風煮物。
使う野菜も人それぞれの家庭の味。

我が家ではこの時期いくらでも安く手に入る



トマト・なす・ピーマンの、キングオブ夏野菜を使用。

本当はズッキーニも加えたいところなのだが、
どうやら下町ではズッキーニはあまり食われないらしく、近所のスーパーで見かけることはまずありません。北海道にいた頃はどこでも見かけたんだけどな。

オリーブオイルにつぶしたにんにくで香りをつけて



ざくざく切ったピーマンとナスを炒めて、



ざくざく切ったトマトも加えてそのまま火にかけておくと、



汁がじゃんじゃんあがってくるんだよ。
水は一滴も入れないのに野菜の水分はすごいですな。

最初は青臭い味のするこの野菜汁。
煮込んでいくと、ある時点でパチッと太陽の味に変わるんだ。これが面白くてね。

味付けは塩とひとつまみの砂糖だけ。

うちの夫が驚くのだが、
たったそれだけの調味料で驚くほど豊かな味になるのがラタトウィユのすごいところなのですな。

ぐずぐずになるまで煮込んだこれは、



見てくれはパッとしないものの、
夏野菜がタッグを組んで作りあげた滋養の結晶。

これを冷蔵庫で冷やしておいて、
暑い朝にひっぱり出して食べる。

にんにくがほのかに香るこれは、
食欲のない朝にもツルツルと喉に入っていくおいしさ。

パンに塗ってもおいしいし。
我が家では朝に食べるこのメニュー、お客さんが来たときにはパンに塗って食べるもののひとつになるんだ。

暑い日の朝食のためにこれを作る生活ももう何年目になったことか。
どんなにたくさん作ってもあっという間に食べられてしまうので、最盛期では3日に1度はラタトウィユ炊きおばさんになって大鍋をかき回さなければいけないのです。

しかし、これさえあれば朝からたっぷりの野菜が取ることができてしまう、我が家夏になくてはならない朝のメニューなのです。



本日の葛飾区の最高気温　28℃　
現在の葛飾区の湿度　　　47％
気持ちイイ～♪