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カテゴリ:旅行けば
パブ。 それは、 飲兵衛のパラダイス。 それは、 人々の社交の場。 それは、 食事の場。 メシは一日中やってまっせー。 時には寝床を兼ねていたりも。 ウチは食事は15時から21時でっせー。 さて、 本日はそんなパブ(BAR)での食事をどうぞ。 好景気が続いて、もう笑いが止まらないアイルランド。 保守的だった人々の味覚も冒険を始めたためにレストランなどではモダンなお料理がお目見えし、アイルランドの伝統料理を見かける機会が減ってきました。 しかし、 パブではまだ ・アイリッシュシチュー(羊肉のシチュー) ・ビーフ&ギネス(ギネスでビールで作ったシチュー) ・ベーコン&キャベッジ(ベーコンとキャベツの煮込み) などというアイルランドならではのお料理にめぐり合うことができます。 まずは一杯。 前菜としてチャウダーをひとつずつ。 ちょっとクリーミーな上品な味のチャウダー。 メインにはベーコン&キャベッジを。 写真ではわかりにくいでしょうが、 相当な量があります。でもこれで一人前。 なので、私達は宿めし意外ではメインは必ず一つだけ取って二人で取り分けて食べることにしているのですが、完食するためにはその方法しかないのです。 このお料理は、塩抜きしたベーコンの塊とキャベツを煮込んだもの。それがスライスされて出てくるのですが、私達が普段口にしているようなスモークされたものではなく、「肉の塩漬け」という感じ。手前の角切りのものは、パースニップという蕪と大根とじゃがいもを足して割ったような食感の野菜。 食後のデザートには 「日替わりフレッシュフルーツのクランブル」を。 クランブルとは、小麦粉とバターをあわせてポロポロにしたもので、それをフルーツの上にかけて焼いたもの。材料が材料なので、パイやタルトに極めて近いお菓子といってもいいでしょうね。 この日のクランブルはいろいろなベリーがたっぷり入ったベリーのクランブル。外国のデザートは大味で死ぬほど甘いという印象を受けますが、私が今まで食べたアイルランドのデザートで甘いものはほとんどありませんでした。 フルーツを使用しているものはその甘みのみで、 逆にコーヒーの共ならもう少し甘くてもいいのではないかと思えるほど。このクランブルは酸っぱかったのですが、だからこそこんなに大きくても全部食べられたのかもしれません。 バーフードをもうひとつ。 アイルランドの南に「グルメの街」として知られるところがあり、シーフードを楽しむことができるというのでハイシーズンで混雑する中私達は潜入を果たしました。 そこにはレストラン、B&B、BARと三つの部門があるのですが、その中のBARでの食事。前日に泊った宿でその街に行くことを言ったところ、宿のおかみさんが薦めてくれたところでした。 例の如くまずはチャウダーから攻めたのですが、 いやいや、 さすがはグルメの街というだけあって料理の味の洗練されていること。 このチャウダーは貝類は使わず、鮭や白身魚のみのスープなのですが、ダシにはうるさい私たち魚食い民族をうならせるほど、その魚の旨味がいい具合に出ています。 添えられているパンはガーリックブレッド。 バゲットなど久々に目にしました。 どうやら、モダンな料理を出すところでは、ブラウンブレッドなどという伝統のパンは出さない傾向にあるようです。 かつて我が国においてお米よりパンを多く食べるようになった時代がありましたが(今もそう?)、それに極めて似ているのではないかな。 良いか悪いかは別にして、その国の近代化の兆しのようではないかと私は思うのです。 メインには鱈の焼いたものを。 上品なソースがかけられていました。 メインには必ず野菜とじゃがいもが一緒になってやってくるのですが、この時はサラダか温野菜、じゃがいもは揚げてあるものかそうでないものから選択するようになっていました。 野菜はどっちがいいかと訊くので「サラダ」と答えたのだが、何故かじゃがいもの選択はさせてくれずにおじさんは行ってしまいました。 そしたら なんと両方やってきちゃった。 二人で分けて食べるので気を利かせてくれたのだろうが、 ちょっと多すぎるなぁ。(無料でのサービス) しかし、このサラダのドレッシングも、 付け合せのじゃがいものグラタンも驚くほどいい味だったのです。 デザートには、 アイルランドのお酒・ベイリーズを使ったチーズケーキ。 お酒が程よくきいておいしいこと。 下に敷いてあるビスケットでできた部分もサクサク。 今まで食べてきた素朴なアイルランドの料理とは違って大いに驚いた夜だったのでした。 本日の葛飾区の最低気温 23℃ 本日の葛飾区の最高気温 27℃ エアコンいらずの1日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.30 12:00:21
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