各国のコーヒーを求めてさまよう私の旅は現在も続いておりますが、
今回はそれをちょっとお休みして先月友人が持ってきてくれたコーヒーを飲んでみました。

私が最近こんなアホな旅をしているのを見かねて（？）わざわざ運んできてくれたのが



この見るからに煎りの深そうなテラテラと黒光りする豆。

北海道に帰る寸前にもらったので、下手に開けては風味がなくなってしまうと即刻冷凍庫にブチ込んでおいたのだが、二週間経っても豆の元気なこと。お湯を注ぐと「元気ですのよ～」とばかりに泡が盛り上がってくるではありませんか。

最初はいつものようにペーパードリップで淹れて飲んでみたのだが、「アッ」と思ったね。

で、
「アッ」と思った私がごそごそと取り出したのだがこのマシーン。



エスプレッソを淹れるためのマシーンなのですが（左上）、
まずは一番下に水を入れて（右上）、その上にアミを載せて（左中）、
そこに細かく挽いた豆を入れて（右中）火にかけて間もなくすると、

ぶしゅ、ぶしゅぶしゅぶしゅ～～～っ
ズゴゴゴゴゴォォ～～

と、音がしてあっという間にコーヒー抽出完了（左下）。

いや～、思った通りだわ。
フレンチローストかその一歩手前というこの豆の良さを最大限に生かすには、
きっとこっちの方が美味しいに違いないと思ったのさ。

私は今までこのマシーンでコーヒーを淹れるときには



この豆を使っていたのだが、
悲しいかな、こんなハイカラな豆はわが街・柴又では手に入らんのだよ。
そのようなわけでだんだんとこのマシーンを使う機会が減ってすっかりペーパードリップかコーヒープレスで淹れる生活になっていたのだが、久々にこのマシーンでのうまいコーヒーを飲んだねぇ。



気分はすっかりおフランスですがな。

コーヒーだけではなんですから、
おまけに北海道のお菓子「三方六」も楽しんで下され。