「大使館をめぐる旅」も進んでおりますが、
コーヒーをめぐる旅もひそかに続いているのですよ。
マンデリンから始まって

・ブラジル
・コロンビア
・モカ
・モカ・マタリ
・キリマンジャロ
・グァテマラ

と続いているこの旅。
旅人の私は今回中南米の国の豆・ドミニカを試してみました。



写真ではわかりづらいけど、カサカサとした油気のない豆。
こういう豆を挽くとおがくずのようになって面白いんだよ。



これがですね、軽いの。軽さの中に苦味が漂っている感じ。
口当たりが軽いのでいくらでもスイスイ飲めちゃいます。

これは「私はコーヒーはちょっと」という方にも飲み易いのではないでしょうかね。
私はこれもすっかり気に入ってしまいました。

さて、このコーヒーをめぐる旅を始めてもうすぐ5ヶ月になりますが、
この旅が我が夫に異変をもたらしたのです。

ある日出かける前に腹ごしらえをしようと某ドーナツショップでドーナツとコーヒーを頼んだところ、一口飲んだ夫がつぶやいた。

「墨汁だ･･･」

それまでなんとも思っていなかったコーヒーの味が顕著にわかるようになってしまったらしい。違いのわかるオトコになってしまったか？！

最近我が家のコーヒー時事情は贅沢だからねぇ。
あ、贅沢とはいってもお値段の贅沢ではなくて（モカ･マタリのときはちょっとだけ贅沢をしたけれど）、新鮮な豆を買ってきて朝から挽いて入れたのを飲むという贅沢。

私もコーヒーの味を覚えてから思ったのだが、

あまりこだわっていないコーヒー、例えば某コーヒーチェーンのコーヒーだとか、ファミレスのコーヒー、市販のレギュラーコーヒーは「コーヒーの味」がして、

こだわったコーヒーは、「コーヒー豆そのものの味」がするんだよ。

まぁ、どちらがおいしかといえばこだわった後者の方なのだろうけど、コーヒー好きにとってはコーヒーを欲している時に飲むコーヒーが一番おいしんだよ。時にはインスタントでさえ心からおいしいと思うこともあるからね。

疲れた時にもコーヒー。
疲れていなくてもコーヒー。
楽しい時にもコーヒー。
悲しい時にもコーヒー。
嬉しい時にもコーヒー。

なのさ。

***

昨日はまたまた日がな一日大使館を探してさまよっておりました。

昨日最後に訪れた大使館は世田谷区（等々力）にあったのだけど、そこから都心に戻ろうとする私たちにうってつけのバスが走っているのを発見。

何と東京駅まで行くバスが。
山手線の外から山の手線内を突っ切って東京駅まで行くバスですよ。

時間は多少かかりますが（ちょうど一時間くらい）、ライトアップされた東京タワーのすぐ横を通ったりと、夕暮れの街をトコトコ走るのは楽しいものです。


東京駅

東京駅から歩いての移動中、日本橋に差し掛かったところでなかなかシャレた風景にブチ当たったので急遽撮影会をしていたところ、それを見たオバさんまでもがつられて撮影を始めちゃいました。

そしたら通りがかったカップルがそれを見て夫に

「この角度で撮ると何かあるんですか？」

なんて訊いていたよ。面白いねぇ。
しかし、まだ11月だというのに街はすっかりクリスマスの装いです。


日本橋から

こうして見ると我が街・トーキョーもなかなかのものではありませんか。