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2007.12.14
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カテゴリ:食べ物
冷蔵庫には使いかけの生クリームとりんごがふたつ。
小麦粉とバターもある。

ということで、本日作ってみたのがアップル・クランブル。
「クランブル」とはバターと小麦をすり混ぜてそぼろ状にしたものを云うのですが、
それらを果物の上にかけてオーブンで焼いたお菓子のことをも差すらしい。

ac9.gif の代表的な家菓子なのだそう。

私はこの夏の旅の最中にこれを初めて食べたのですが、

ac8.jpg

甘酸っぱいフルーツとパイのできそこないのようなクランブルと、そして添えられていた甘くないクリームが口の中で合わさるとうまいのなんの。

私が食べたのは「本日のフレッシュフルーツのクランブル」ということだったのですが、この日のフルーツはラズベリーなどのベリー類が「これでもかー」というくらいたっぷり入っており、あまりにもおいしかったのでいつか作ってみたいと思っていたのでした。

りんご2個は八つ切りにして鍋に敷き詰めて少々のお砂糖とレモン汁、そしてワインをおしめり程度にふりかけて蓋を閉めてとろ火で放っておくと、だんだんと蒸されておいしい汁がじゅくじゅくと上がってくるではありませんか。で、これを煮詰める。

大抵のクランブルの作り方はりんごを炒める方法が多かったのですが、生の果物のまんまで焼いても平気なはずなので私は普段果物を煮る時の方法でやってみました。

家菓子ということで、最低の手間でもできるはずなんだよ、きっと。
私が食べたのはパブでだったのですが、あんな忙しいところでそんなに手間なんてかけていられないはずなのだから、うんと簡単にできる方法でいいはずだと私は踏んだのだ。

クランブルは同量の小麦粉とバターをすり混ぜただけ。
りんごを甘くしたためにあえてお砂糖は使わなかったので、バリバリに焼いたのに焼き上がりの色は殆どつかない状態。クランブルそのものの味はバターの塩気を感じる程度。

ac3.jpg

さっそくアツアツにクリームをかけて食べてみたのですが、

ac2.jpg

どひゃー、うめー。

見てくれはパイやタルトには全然かなわないけれど、作り方となるとアホみたいに簡単で、
しかもクランブルは上からパラパラとかけるだけなのでカロリーが低いし、
少量の小麦粉とバターでできるので思い立ったら即できるというのがこれまたいいこと。

ac1.jpg

それなのに味はアップルパイそのものだったりするんだから。
こりゃあいいわ。

あっという間に半分を食べつくしてしまいました。りんご1個分か。
いくらパイやタルトに比べるとカロリーが低いからといっても、これだけの量にさらにクリームなんかかけて食べたらどうにもなりません。

今日はこれを作る前にすでに「重いこんだら」を引いてきたのですが、
こんなことしちゃったら再度引いてこねばいけないようです・・・。

ac7.jpg

しかし、生はもちろん煮ても焼いてもおいしいからりんごというのはエライねぇ。
このりんごの写真は9月に北海道に帰った際にりんご狩に行った時のものなのですが、
小ぶりだけどパリパリサクサクして、これがおいしいの。
かつて北海道にいた頃は時期になるとよくりんごを買いに行ったものです。

私はこのような小ぶりで酸味のあるのが好きなんだけど、スーパーではなかなかこういうのにはお目にかかれません。あるのは大きくて立派で甘いのばかり。おまけにスーパーのはハズレも多いのでおいしいりんごを手に入れるのは都会ではなかなか難しいことなんだよ。

北海道で採ってきたりんごは東京に持ち帰ってきたのだけれど、
滅多においしいりんごに出会えないので加工することもなく全部生で食べてしまいました。

お菓子にもしたかったのだけれど、せっかくのおいしいりんごを使っちゃうのが勿体無くて、
「加工するなら東京のボケりんごでもいいかぁ」なんて。

でも、お菓子やジャムでも新鮮ないいものを使った方がやはりおいしいのだろうなぁ。

ac6.jpg





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最終更新日  2007.12.14 21:23:12
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