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カテゴリ:水曜どうでしょう
お久し振りでございます。
いや、ホント!何やってたんでしょうね? はい、お仕事しておりました!死にそうになっとりました! やっと完了致しましたけれども...。 さて... 6月24日金曜日ソワレ 名古屋アートピアホール TEAM NACS 『COMPOSER』 観てまいりましたよぉ~!! いやー、良かった! 何が良かった、って、あなた! お話として、お芝居として、 久々に、 ストレートに感動したところが、ですよ! 結構、重いテーマにもかかわらず、 深刻にならずに観られるのは、 ひたすらに、随所にちりばめられた、 センスと品の良いギャグのおかげ。 そして、それに加えて、 5人がそれぞれのキャラに、これまたぴったりの役柄を得て、 『LOOSER』の時よりさらに凄みを感じさせる演技力。そして音楽力。 今回の脚本は、 リーダーのみならず、 5人の意見や考えがかなり反映されていると聞きます。 それも頷けるような、濃く、深い脚色。 このストレートさを田舎くさい、と、 片付けてしまうのは簡単ですが、 今どき、こんなにもストレートに、 心を揺さぶってくれる芝居に出会うのは、 かなり困難だと思います。 史実に基づいて観てしまえば、 そんな事ありえねぇ~!! なワケですが、 ホラ?『ラストサムライ』だって、 「ありえねぇ~!!」けど、 感動したでしょ? 昨年大河の『新撰組!』も、 さんざん叩かれたけど、面白かったじゃないですか!? だってさ、お芝居なんだから。 歴史が知りたかったら、 歴史書でも読んでりゃいいでしょ? エンターテインメントなんだから。 面白いもん勝ち、ですよ、そりゃ! ヤスケンさんのモーツァルト、 活きが悪くて、いやったらしくて、 でも可愛げがあって、サイコー! 音尾さんのカール、 素直で、賢くて、 でもとっても悲しくて、サイコー! シゲさんのフランツ、 優しくて、キレイで、潔癖で、 でも、だからこそ小心で、 本当に『ます』のようで、サイコー! 洋さんのベートーヴェン、 モジャモジャで、打たれ強くて、 音のない『第九』を感じさせてくれて、 今回は父性もたっぷりで、サイコー! そして、我らがリーダー・サリエリは、 真面目で、華がなくて、いぶし銀で、 歌が下手で、そしてとっても暖かくて、 本当にサイコー! いつも思うことですが、 ナックスの5人には、 妙なニオイがしないし、妙な色もない。 育ちが良いんですね。 イメージは 牛乳石鹸(笑) ちなみにカーテンコールで、 「シゲ~ッ」と叫んでいたのは、 ワタクシの連れでございます。 大阪でもやったらしい... ちなみに会場への往き帰りの車内では、 季節はずれの 『第九』が鳴り響いてはいたのですが、 帰り道、近所のローソンで、 『COMPOSER』のサントラ、予約してしまいました。 DVDがあればサントラはパス!なーんて思ってたのですが、 あの芝居を観たら、 絶対サントラ欲しくなるって!憎いよ、CUEさん! ラストの『歓喜の歌』には涙が出ました。 そして、お約束どおり、 ナックスのお芝居の前には、 『ラディッシュ』でミックスジュース! 時間ギリギリだった私達に、 藤やんのお母さんが、 「車、一緒に乗ってく?」と、 ご近所さんのように言ってくれたのが、 またストレートに嬉しかったですね~! でも、今回は、 そういう周辺環境の素晴らしさや、 ナックスだから、『どうでしょう』だから、 といった要素を差し引いて、 本当に劇団として、 例えばナイロンとかと比較しても、 ひけをとらない芝居、そして出来だったと思います。 それにしても、いつも思うけど、 5人なのにスゴイ! けど、あの5人だからこそスゴイんだよね! くどいようだけど、本当に感動したもの。 リーダーがパンフに書いてたように、 芝居を観たあと、 ベートーヴェンやシューベルト、 モーツァルトの、生涯や、音楽を辿ってみたくなったもの。 音のない『第九』の指揮、という、 体力のみならず、精神力をもかなり消耗するであろう芝居をしつつ、 『どうでしょう本 vol.2』の小説を執筆すんのは、 それはやっぱり、いかに藤村Dに罵倒されようとも、 書けるもんじゃないでしょう。 こなすねぇ、洋さんは。 でもね、 あの時代の衣裳を何の衒いもなく、 着こなしてしまえるのは、 やはり役者だから、というだけでなく、 何だかんだ言って、5人ともカッコいいからなんでしょうね。 (『ヘンな顔チーム』だってカッコいいっすよね!?) そして、今ノリにノッてるからなんでしょうね。 カッコ良かったもの、ホントに♪ ↑どれが誰だかわかります? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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