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カテゴリ:映画・ドラマ
SEX AND THE CITY、第一シリーズからずっと見てる。
内容が好きというよりは、ニューヨークの風景とか、インテリアとか、ファッションを見てうっとりしてるっていう感じなんだけど、とうとう来週で最終回なので寂しい。 キャリーが、悩んだあげく、仕事も友達も大好きなNYも捨て、恋人についてパリに行くことにする。 ミランダは言う。 「仕事を辞めちゃうなんて信じられない。パリで何するの?クロワッサンでもかじるの?」 キャリー「私は私の人生を生きたいのよ!」 ミランダ「あの男の人生でしょ?!あなたは夢を見てるだけよ!」 同じような状況は、日本でもざらではないだろうか。 キャリーのように人気ライターでもなく外国に行くわけでもないけれど、せっかくの好きな仕事を辞めて、夫について遠くへ行ってしまった人たちを私はたくさん知っている。 それで私の同級生の同業者は半分も辞めてしまったのだから。 夫は仕事があるけど、妻は仕事も友達もない知らないところにひとりぼっちになってしまう。パリに行ったキャリーのように。 それはやっぱり「あの男の人生」であってキャリーの人生ではないのかもしれない。「愛する人がいればいい」なんていうのはミランダが言うように「夢を見てるだけ」かもしれない。 もちろん、愛する人を失ってまで仕事を続ける気は(私には)ないし、知らない場所に行ってもそこで自分の人生を作っていけばいいのだし、みんなそうしてるのだろうけど、「愛も仕事もほしい」と思ったときにそうできなくてどちらか選ばないといけないのは、つらいことだなあと思う。(両立させるのもまた苦労ではあるが) ま、キャリーの場合は、ほんとに愛しているのは元カレで、彼とNYに帰ってくるだろうけど。(最終回はまだなので予想) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.30 07:37:04
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