時々幼稚園でスナップ写真を撮っている。
　
　ふだん遊んでいるところや、行事のスナップ。それを季節ごとに販売する。
　カメラマンはおもに用務員さんとか補助の先生。
　
　私のクラスの子たちが楽しそうにウサギごっこをしているのを見た用務員さん、
　「わあ可愛い、写真に撮っておこう～！」
　と、パチパチ撮り始めた。
　
　子どもたちの姿を見ていると、「モデル体質の子とそうじゃない子がいるなあ～」と思ってしまった。
　（ルックスとは全く関係なく(^^;)
　
　「モデル体質の子」は、何も言わなくてもすぐカメラの前に行く。カメラマンが移動しても、それについて行ってやっぱり前の方にいる。
　
　「モデル体質でない子」は、「○○ちゃん、こっちへおいで、そんな後ろにいたら写らないよ～」と言われても、なかなか前に出ないし、カメラがどこに向いていようが我関せずである。
　
　その結果として、販売するときに、一面に掲示してある写真を見ながら、用務員さんが
　「あら～、これも、これも、△△ちゃんが写ってる。△△ちゃん、必ずどこかに写ってるわ～」とか、
　「どうも○○ちゃんが写らないのよね～。これだけしか写ってないわ。今度○○ちゃんを意識して撮らなくちゃ」
とか反省することになる。

　余談だけど、先生（私）がアップで写っている写真があって、それが売れ残ると、そこはかとなく悲しい…。
　写りがいいと、自分でも注文するけど、写りが悪いと「掲示しないで～売らないで～」と言いたくなる。特に水着の写真とか…(^^;)