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カテゴリ:幼稚園のこと
うちの幼稚園も、PTA役員選出の時期になり、お母さん方はもめている模様。
原則として在園中に一回だけ役員をすればいいということになってはいるけれど、毎年学年の人数は変動するから、みんな平等にきっちり一回だけというわけにはいかない。来年度は、今の年中組の中で5人の人が、2回目の役員をしなければいけないのだとか。 さあ、誰が2回目の役員をするのか?! 投票かくじか?! 小さい子がいる人は免除するのか?! 仕事がある人は免除するのか?! 大問題で、もめにもめている。 それで、「陰でこそこそ言うより、みんなで集まって話し合おう!」ということで、先週、年中組の保護者全員が集まって長いこと話し合っていた。(幹部さんたちが自主的にしていることなので、私たち職員はタッチしていない) 役員やりたくないとかやれないという人はそう言っていいし、不満がある人もアイデアがある人もどんどん意見を出してほしい、意見は何でもOK、PTA解散という意見だってOK、という趣旨だったようだ。 ところが、わざわざ全員で集まって言いたいことを言う会を開いたというのに、会が終わってからまたまた「みんなの前では言えなかったけど、やっぱりやりたくない」とか「みんなの前では言えなかったけど、こうすればいいのに」とか「みんなの前では言えなかったけど、そのやり方には賛成できない」とか「みんなの前では言えなかったけど、○○さんの意見には反対だ」とか、後になってた~くさん噴出してきたのだそうだ(^^;) う~ん、わざわざ集まった会は何だったのか…。 …というわけで、困ったPTA幹部さん、再び「陰でこそこそ言うより、言いたいことは何でも書いて!」ということで、アンケートを取ることになった。記名で。 果たして、それで解決するのかどうか…。また「記名アンケートでは書けなかったけど、やっばりやりたくなかったのに」「書けなかったけど、私は嫌だった」とかって陰でこそこそ言うのだろうか。 意見を言いもしないし書けもしない人は、陰で文句を言わなきゃいいのに、と思う。 文句を言うのは簡単でも、実際に進めていっている幹部さんは、とても苦労しているのだから。 そりゃ、みんなの前で言いにくいとか、他のお母さんたちに悪く思われたくないと思うのはわかるけど、そういうリスクを負う勇気がないなら、決まったことに陰で文句を言う権利もない。 自分の意見を持てば反発を受けるのも仕方がない。誰にもいい顔をしながらしかも自分の思い通りになるなんてことは、残念ながらまずない。 「先生、○○ちゃんが独り占めするの~!」 「じゃあ、○○ちゃんに独り占めしないで、って言ってごらん。」 「先生、△△ちゃんが入っちゃダメって言った~!」 「じゃあ、△△ちゃんにどうして入っちゃダメなの?って聞いてごらん。」 3歳児にも、日々「自分の思いを人に伝える」ということを教え続けているのだけれど…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.01 07:30:04
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