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カテゴリ:幼稚園のこと
今、幼稚園で流行っているのがサッカー。
年長組さんがやっているのを見よう見まねで、3歳児の私のクラスもやっている。 ルールなんかないも同然だけど、ボールを蹴ったり追いかけたりして喜んでいる。 何となく赤と白と2チームに分かれて、ゴールを守るチームと攻撃するチーム。 年少組さんのすることなので、途中で好き勝手にチームを変わるし、点数も入れてない。 楽しく遊んでいると思ったら、Yくんが突然泣き出した。 「どうしたの?」 「だって、ちっともぼくのところにボールがこない!!」 …あのね、もしも全員が総力を挙げてYくんにパスしようとしたとしても、それは不可能なの。 蹴ったらどこに飛ぶか、本人にもわからないんだから。 はっきり言って、先生の私も、コントロールできるなんて、お世辞にも言えないの(^^;) Yくんのところにボールが行くとしたら、それは偶然よ。 「Yくん、ボールを追いかけるのがサッカーなんだから、自分のところには来ないよ。追いかけなきゃ。」 と言っても、 「わああああ!」 と泣いて、Yくんはゴールの後ろに隠れて派手に泣いていた。 遠くに行かずに様子が見えるところで泣いているのが、まだやりたい証拠である(^^;) 「サッカーの試合なんだから、ボールを取ったり取られたりするのがあたりまえだよね~。 サッカー選手は、ボールを取られても泣いたりしないよね~。 試合中に泣いてるサッカー選手なんていないよね~。」 と泣き声の合間に聞こえよがしに言っていると(^^;)、Yくん、自分でも「これはどうもカッコよくない」と感じたのか、さりげなくゴールの後ろから前に回り、ゴールキーパーに変身していた。 ほんもののサッカー選手に一歩近づけたね、Yくん。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.02.25 07:32:21
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