今日は幼稚園の卒業式。
　
　入園以来、「本番に弱い」というか、練習は完璧なのに本番では緊張していまいち力が出し切れないというシャイな年長組さんだったけど、今日はばっちり。去年担任していた私も感無量だった。
　
　なんとクラスの半分が両親とも出席でびっくり。今どきのお父さんは、入園式、卒業式はのがさないのだ。
　育児に熱心なのは非常にいいことだけど、お父さんなりのポカが多いのは笑わせてくれるというか、困るというか…(^^;)
　
　保護者は一番先に会場に入って座っているんだけど、確認に行くと、職員の席にしっかりお父さんが座っている。
　「あの～、そこは職員の席なんです～すみません(^^;)」
　見てわかんない？
　
　お父さんの役割というと、ビデオ・カメラ係(^^;)
　
　うしろ・横はずらりとお父さんたちが陣取り、そそくさと動き回りながらベストショットをねらう。…といっても、うちの幼稚園は小さいので、我が子が撮りにくいなんて事態には決してならない。ベストポジションで撮り放題である。
　　
　それなのに、一生懸命歌を歌っている我が子に手を振り、「こっち向け」という合図を送る「困ったパパ」もいる(^^;)
　何やってもいい入園式とは違って、卒業式は一応厳粛なんだぞー(--メ)
　
　式が終わると、園庭は撮影会状態。
　先生を捕まえては、「一緒に撮らせてくださ～い！」と撮りまくる。「ちょっと、お父さん、こっちこっち、早く！」「次は○○先生と撮るわよ！」と言われてお父さんはあっちこっちと走り回る。
　普通、写真でも撮ったら「お世話になりました」の一言は社交辞令としてあるかと思うけど、今どきはそれもない(^^;)
　
　若いお父さんを観察するのはなかなか楽しい(^^)
　…お父さんといっても千差万別で、２５歳から５０歳までいるけどね。