年長さんが卒業して、なんとなくがらんとした幼稚園。
　「もう大きい組さん、いないんでしょ？」
　「そうよ。卒業したからね。」
　「あれっ、Ｋ先生がいる！どうして小学校へ行かないの？」
　「…先生は卒業しないのよ。」
　「どうして？」
　どうしてって言われても…(^^;)
　
　もうすっかり進級した気分の年少組。
　「みんなもう４歳だよねえ」と言っておだてれば、天まででも昇る。
　お弁当に嫌いなものが入っていて「食べたくない…」なんて言う子がいると、回りの子が
　「ぼくはもう４歳だから何でも食べれるんだよ！」
　「私だって、もう４歳だもん！」
　そんなに言われると、食べないわけにはいかない(^^;)
　
　この間まで、「のりのふたが開かない」だの「牛乳パックがたためない」だの先生に頼るばかりしていた子が、
　「先生っ！４歳になったから自分でできた！」
　
　「３歳」から「４歳」というのは、すごく違うんだね。
　そりゃあ、たった４年しか生きていない人の一年は、ものすごく大きいよね～。
　
　それに比べて、私の○十○歳と○十○歳との差は…(^^;)
　でも、同じ３６５日。
　私だって、一年一年成長していかなくっちゃ！