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カテゴリ:幼稚園のこと
最近、公務員バッシングはすごい。
お給料は毎年減り続けるし、手当はのきなみカットだし、人はどんどん減らされるし…。まあ、それはお金がないのでしょうがないとも思うけど、納得がいかないのは、やたらめったら書類が増えたこと。 情報開示の時に、ちょっとでも不明瞭なことがあったり突かれて困ることがあるといけないからだろうか?何か苦情を言われたときに、「ちゃんと通達しています」と申し開きができるようにするためだろうか?理由はよくわかんないけど、文書や報告書が毎日山のように来て、それを一つ一つノートに記入して、みんながハンコを押して、提出文書は下書きも起案書も訂正した原稿も職員全員のハンコをもらってファイルに綴じる…という用意周到さ。来る文書も出す文書もハンパでなく山のようなので、それを全部処理するだけで1時間も2時間もかかる。(コピー代とファイル代も激増する。税金なのにね(^^;) 事務職がいない幼稚園では、その時間はすべて保育の準備の時間をけずることによって捻出される。 幼稚園の先生は保育をするのが仕事で、保育を充実させるために時間を使いたいのに、ハンコを押したり文書を読んだり出したりする時間が延々と続くとうんざり…。 責任の所在をあきらかにするのもいいけど、市民だって幼稚園の先生にそんなこと望んでないと思うんだけど…。 用務員さんのバッシングも激しいのかどうか、今年から、月や週の計画とか毎日の業務内容とか、こと細かに書いてチェックを受けなくてはならなくなったそうだ。「なんだか教育実習みたいね?!」とみんなで笑ったんだけど、笑い事でなくて、用務員さんにはそんな時間があったら、花壇の手入れやお掃除をしてくれたほうがずっと助かる。 年配の用務員さんは、「書類を書いたりしなくていいから用務員という仕事を選んだのに」と嘆いている人もいたそうだ。そりゃそうだろうなあ。教師だけでなく、用務員さんの世界にも「こんなはずじゃなかった」という事態が起こっているのだった。 お役所の方々は、公務員バッシングや責任問題への対処に大変なのもわかるけど、お役所仕事に費やす私たちの時間も税金がかかってるのだから、ちゃんと有意義な仕事をさせて!と思ってしまう。一部の不真面目な人たちが不正をするのがいけないのかしらね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.21 07:35:32
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