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カテゴリ:幼稚園のこと
幼稚園の一員としてのウサギちゃんの本領発揮は、なんといっても春。
幼稚園にまだ慣れない新入園児、新しいクラスで何となく落ち着かない子、お母さんとの別れが辛い子、みんな自然にウサギちゃんのいるサークルに集まってくる。 ウサちゃんににんじんを食べさせたり、ふわふわの毛を撫でたり、お膝に抱っこしたりしていると、誰でも心が和むのだろう、泣いていた子も笑顔になるし、手に持ったにんじんでも食べてくれれば寂しさも忘れて目は釘付け。 パンの耳やキャベツを「ちょうだい」「いいよ」と言って分け合えば、友達になるきっかけもできる。 しかし、ウサちゃんの方は、毎年春になると子どもたちにもみくちゃにされ、お腹がいっぱいでも次から次へとキャベツやらにんじんやらを口に押し込まれ、無理矢理に抱っこされ、小屋で休んでいれば引っ張り出され、とんだ災難に見舞われる。 毎年よく耐えてくれるよなあ、と感謝。 だんだん友達ができて、クラスに居場所ができて、友達と遊ぶ方が忙しくなると、自然にウサギ小屋からは足が遠のいて、ウサちゃんの平和な日々が戻ってくるのだけど、それまではストレスたまりまくりだろうなあ、と気の毒…(^^;) と思いつつ、今日も手持ちぶさたな子に「何して遊ぶ?ウサちゃんにエサやりに行こうか~?」と手をつないで誘い込むのだった。 ウサちゃんだけじゃなく、金魚も、いきなり大量のエサに見舞われたり、オタマジャクシも突然水から引き上げられたり、しばらくの間、さぞかしビクビクしていることだろうなあ(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.27 07:30:08
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