|
カテゴリ:幼稚園のこと
3歳児はよく転ぶ。
何にもないところで転んで「わあ~ん!」 平和に三輪車に乗っているだけなのに、なぜかひっくり返って「うわ~ん!」 ブランコをこげずに座っているだけなのに、手を離して後ろにころん。「うわ~ん!」 どうしてこんなところで転べるんだろう、と感心しちゃう(^^;) いくら足下がおぼつかないといっても、歩き始めたばかりの1歳児や2歳児じゃあるまいし…。 それにしても、この頃の子どもたちの運動能力の低下はかなりだと思う。 その昔、私が就職した頃、ブランコは危険なものだった。なぜかというと、子どもたちは危ないバリエーションをいっぱい考え出すからだ。 びゅんびゅんびゅんびゅん、一回転するのではと心配するくらい激しく立ってこぐ。 激しくこいだあげく、思い切り向こうまで飛び降りる。 ブランコをこぎながら、靴を遠くまで脱ぎ飛ばして飛ぶ距離を競う。 「そんなにびゅんびゅんこがないのよ~!」 「飛び降りちゃ危ないでしょ~!」 なんて、ハラハラしながらよく叫んでいたものだ。 今は、そんな心配はない。 ブランコがこげないからだ(^^;) 3歳児はもちろん、4歳児でも、自分でこげずに先生に「押して」と言う。 「自分でこいでごらん。」と言うと、「だって~、風が吹いてないから動かないよ~!」と言う子もいる。 (ブランコは風で揺れていると思っているらしい) 危ない遊びをしなくて(できなくて)安心だというよりも、もっと心配になった。 とっさに身をかわしたりできないし、友達とすぐぶつかるし、手をつかずに顔から転ぶし、すぐ疲れたと言うし…。 「疲れを知らない子ども」というのは過去の遺物で、今は鬼ごっこをしても、オバサン先生よりも早くへたばる(^^;) う~ん、幼稚園でもっと体を動かして鍛えなくちゃ~ね、と少々絶望的になりながら、転ぶ子どもたちに囲まれている私だった(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.17 07:41:46
[幼稚園のこと] カテゴリの最新記事
|