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カテゴリ:幼稚園のこと
幼稚園の生活はハードだ。
朝来てから子どもが帰るまで休憩時間はない。昼休みもない。 クーラーなんかなく、30度を超える保育室か炎天下の園庭かどちらかにいるしかない。 常に人手不足だから、いつもいつも幼稚園中をかけずり回っている。体がいくつあっても足りない。 肉体的にも精神的にもすり減りまくる仕事だ。 何年もやっていると慣れているけど、今年始めてこの世界に入った用務員さん(やわな若い男性(^^;)にはかなりこたえるらしく、疲れがたまっている。3月まではインドアでバイトしていて、「色白のお兄ちゃん」だったのが、今では別人のように真っ黒に日焼け。お昼ご飯も時々「食欲がない」とか「食べられない」とか言っている。 「まあっ、大丈夫?無理しないで、早く帰ってよ~。」 と声をかけるものの、その後から 「うちの幼稚園、1人倒れてもパニックに陥るから、体だけは大切にして、倒れないようにしてね~。」 と言わざるを得ないのがとても悲しい。 でも実際、5人しかいないのに1人倒れたりすると幼稚園は本当にパニックになるのだからしかたがない。 たとえば今の季節だと、年長・年中組が小学校のプールに行ってしまうと、幼稚園には年少組担任の私とその用務員さんとたった2人。彼に休まれると私がたった1人。電話にも出られないし、来客にも対応できないし、子どもがけがをしても対応できないし、万が一不審者なんか来ると全滅だ(^^;) 幼稚園ってところは、「可愛い子どもたちと楽しく遊んでほのぼの平和な仕事」というイメージがあると思うけど、実際に勤めると「こんなに大変だとは思わなかった。」と用務員さんも教育支援員さんも言うらしい(^^;) 用務員さんが倒れないのを祈るばかりである。もうすぐ一学期が終わるから、がんばって! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.27 07:31:07
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