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カテゴリ:幼稚園のこと
今日出席した研修会の講師は、音楽グループをひきいて、ボランティアでいろいろな施設でコンサートをしている方だった。幼児でもできる手話の歌やリズム遊びをいろいろと教えていただいた。
高齢者の施設や、母子寮や、体の不自由な方の施設をあちこち回っておられるそうだ。お客が2人でも呼んでくれたら喜んでコンサートに行かれるとか。 体が動かなくて、指一本でキーボードを打って会話をする人、指も動かなくて口に棒をくわえてキーボードを打ってメールをくれる人…。 「そういう方たちは、『右手だけでも動かすことができたら』とおっしゃいます。 私たちは、指先をほんのちょっとケガしただけで、すごく不便。すごく困る。 でも、手が動くこと、足で立てること、話ができること、それは忘れてる。 それがどんなに素晴らしいことか…。 生きているだけで素晴らしい。毎日、今日一日をどんなふうに輝かそうかと、 私はいつも考えているんです。」 その先生はほんとに輝いていてオーラが見えるくらいだけど、最初のお子さんを幼くして亡くされた経験がある。それで、先生の作る曲、オペレッタはどれも「命」がテーマ。 亡くなった娘さんの分まで輝いて生きようとされているんだろうなあ…と思う。 不満ばかり言っている自分が恥ずかしくなった。元気な体があって働けて、家や食べ物があって、家族も友達もいるのに、何の不満があるのかと。輝いて生きられるかどうかは、自分次第なんだよね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.07.29 08:03:06
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